2015年11月13日金曜日

大井町きゅりあん

磐梯高原バスツアーから戻ってまいりました。
旅行前の出来事をまだまとめてなかったので、ちょっと載せておきます。

こちらは、先週、出かけたお囃子のおさらい会です。
主宰者の福原鶴十郎さんからお誘いをいただいたものです。
りりしいお顔のチラシです。


笛、小鼓、大鼓、太鼓のお囃子の方たちが、お唄と三味線に加わって、力強くそして優雅に演奏されていました。

演奏された曲も、私が習った「越後獅子」「小鍛治」「雛鶴三番叟」「五郎」などがあったので、楽しく拝聴できました。
私のお稽古では、お唄と三味線だけですが、お囃子が入ると、こんなに雄大な演奏になるものだと、感激しました。

特に太鼓の方は、88歳というご高齢だったそうですが、お年を感じさせない演奏でした。


おさらい会には八王子の3人の若い芸者さんも登場されていました。
小鼓を打っていました。
きりりと前を向き、真剣な表情でしたが、とっても可愛らしかったですよ。

演奏後、ずうずうしくも一緒に写真を撮られていただきましたが、彼女たちの白いお顔と、私の黒い顔が対比されていて、恥ずかしい限りです。


このおさらい会は品川区大井町にある「きゅりあん」▼という区の施設で行われました。

「きゅりあん」という名前は、区民からの募集で採用されたそうですが、ラテン語の「集会所」を意味する「キュリア(curia)」が語源の造語で、 『人が集まり、ふれあうように』との願いを込めてつけられたものだそうです。

最近は、公共施設にもかっこいい名前の建物が多いのですが、ふーむ、ラテン語とは知りませんでした。
そういうネーミングをつける必要があるのか、私にはあまり納得できませんが。

ところで、私の頭の中にある大井町のイメージがあまりに変わっていて、唖然としましたね。

私にとって大井町と言えば、「時代屋の女房」の町、下町っぽくて人情に溢れる町でした。
「時代屋の女房」は村松友視の作品ですが、骨董店を営む渡瀬恒彦と、その女房になる夏目雅子が演じていました。
夏目雅子が若く生き生きとしていて美しかったことをよく覚えています。

こちら▼に書籍の内容と、映像化された大井町の地図などが詳しく書かれていましたので、ご紹介します。

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この日の装い。

邦楽の演奏を聞きに行くときは、柔らかものの着物を着るようにしています。
演奏される方が正装なので、聞く方も少しはおしゃれしないとね。

着物は、いただきものの細かい花柄が散らしてある小紋です。
写真よりも明るい色ですが、ちょっと昭和テイストなので、「ろっこや」のレインフォレスト帯▼で現代的にしてみました。


そして武田染工▼さんの大胆な黄色とブルーの染め分け帯揚げをアクセントにしました。





2 件のコメント:

  1. 大井町の「きゅりあん」は、娘のベリーダンスのハフラが毎年開かれる場所です。
    東京に長く住んでいても、大井町に行ったのはハフラを見に行ったときが初めてでした。
    区の施設としてはお洒落なネーミングだわと思っていましたが、名前の由来までは知りませんでした。今度、娘に得意げに話してあげよっと(笑)


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  2. まぁ、マサさんのお嬢さんはきゅりあんの舞台に立って踊るんですね。
    私は以前、目黒に住んでいたことがあるので、大井町は何回か出かけていましたが、
    こんなオシャレな名前の施設はなかったと思います。
    お嬢様に教えてあげてくださいな。
    うちの市の施設の名前は、きゅりあんに比べると、ちょいとダサいわね

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