2015年11月2日月曜日

羽織できあがりました

先月、秩父銘仙の「ハタオト展」を見に行ったときに、着用していた銘仙▼ですが、さすがに派手すぎるので、お直し教室で相談して、腰のあたりでちょん切って、なんちゃって羽織に作り替えることにしました。

なんちゃってなので、普通の羽織のように両脇にまちも入れていませんし、背中の縫い目(正式名称は分かりません)もそのままという、ほんとに略式の羽織です。

そして、先日、ようやく出来上がりました。
お教室の皆様からの評判も良くて、にんまりとしている私です。


着物の衿などをほどくのに1回。
裾を短く切って、かがるのに1回。
衿を羽織の形に付け直すのが1回。

プロの方ならきっと半日くらいで仕上げる仕事でしょうが、私はのんびりとおしゃべりをしながらでしたので、3回も通ってようやく出来上がりました。

これも先生のおかげです。

この日は、参加者がとても多くて、お教室は熱気にあふれていました。


先生はあちこち飛び回りながら、みなさんの指導をされていました。
それぞれ違う教材なので、教えるのも大変だと思います。
またみんな物覚えが悪くなり、すぐに忘れてしまうお年頃なので、何回も同じことを説明していただき、申し訳ないくらいなのですが、いつも微笑みで教えて下さる先生、ほんとうにありがとうございます。

この日は、お店のお人形さんもウールの着物に着替えていました。


この日は、ハロウィンが近かったので、かぼちゃの絵が描かれた帯の方もいらっしゃいました。
いつも楽しい装いをされていらっしゃる方です。


お店のスタッフの方も、ベネチアンドールという珍しい絵の帯をしめていらっしゃいました。
仮装大会のようですね。


私はちょっと早めに着いてしまったので、お教室が始まる前に、お店で帯締めを買いました。
とてもきれいなブルーに金の模様が少し入っているかっこいいものです。


この帯締めはちょうど納品されたばかりだったので、良いチャンスに巡り合えました。

*****

この日の装い。

秋が深まってきたので、秋らしい色の紬にしました。
(でも、単衣です)
この写真は出かける前に写したので、まだ帯締めはえんじ色です。


そういえば母は若い頃、こういうえんじ色の着物をよく着ていた記憶があります。
なんとなく懐かしく感じる着物です。

帯は、着物交換会で誰も手を出さずに余ってしまったので、いただいてきたものです。


黒い帯は、何かと便利ですね。




2 件のコメント:

  1. かわいい羽織が出来上がりましたね。
    お直しの作業は、きっと楽しいことでしょう。
    そういえば、先日実家へ行ったとき叔母(父の妹)が来ていて、人形の着物を作っていると話していました。古い着物をほどいて作るのだそうです。
    この日は、クマのぬいぐるみがキレイな着物を着ていました(笑)
    思い出のある着物を何かにできないかなぁと思ったのだとか。

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  2. マサさん、私はものすごく不器用なのですが、
    それでも着物が少しでも着やすくなればと思って、暇のある時はお教室に通っています。
    チケット制なので便利です。

    クマさんの着物姿、可愛いでしょうね。
    最近はリメイクしていろいろな小物を作る人が多いですね。
    着物の布は楽しい柄のものが良くあるので、お人形さんの着物にはぴったりだと思いますよ。

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