池袋のデパート ～その１ 東武百貨店～

先日、池袋の東西のデパートに行ってきました。

最初は西口にある東武デパートへ。
ここではたんす屋さんのイベントが開かれていました。

着物や帯を１枚５００円で下取りしてくれるというので、出かけました。
持って行ったのは、身幅が広すぎて、どうにも着にくい着物２枚でした。

その時の装い。

我ながら、なんとなくちぐはぐで落ち着きのない組み合わせです。

青の小紋は色が気に入って寸法もちょうど良かったので、格安で買ったのに、身頃が袋状になっていました。
それで仕方なく仕立て直しに出して、結局は高くついてしまった、といういわくつきの代物です。

また、帯は有名な作家さんのもので、私にしてはとても高額だったのですが、長すぎる上に柄がうまく出ずに、出番の少ない帯でした。
仕方なく長さを切ってしまった、という困ったちゃん帯でした。

帯揚げもなんとなくピンクにしただけで、どうもまとまりがありません。

こういう気に入らない組み合わせをしていると、早く脱ぎたくなります。

そして東武デパートでは、下取りして交換したお買い物券で、こちらの帯を買ってきました。
つまり千円の帯ということですが、白地にブルーの可愛らしい模様です。

裏に「珍粋小紋」と書いてありましたが、千円には見えないでしょう。

そして帰宅後、試しに締めてみました。

うん、こちらのほうがすっきりとして、落ち着きますね。

どうも私には高価なものよりも、安物の方が似合うようです。

たんす屋さんには、お世話になっています。

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≪追記≫

「珍粋小紋」のことを書いたところ、染色家の方から、「珍粋は、昔あった素敵なメーカーさん」であるとのご指摘がありました。
ネットで調べたところ、今は廃業してしまったそうですが、かつては多くの素敵なデザインの着物や帯を作っていたようです。
そんな帯をたった千円で手に入れることができて、本当にラッキーでした。