あれこれのうちの一つは、孫娘の入院でした。
それでも無事退院できて、私もほっとしたので、ようやく旅行の思い出に浸り直そうかという気分になってきました。
今回の旅行はこのようなルートでした。
1日目:羽田空港→鳴門空港→岡山県倉敷市・大原美術館で自由鑑賞→鳴門のホテル泊
2日目:ホテル→徳島県鳴門市・大塚国際美術館で自由鑑賞→鳴門の渦潮見学→鳴門空港→羽田空港
(鳴門市の朝顔)
今回の旅行はこんなふうに、美術館巡りだけに重点を置いたツアーでした。
行き帰りの飛行機と、途中のバス、宿の手配は旅行会社の手配で団体扱いでしたが、その他の時間はすべてフリータイムでしたので、みんなでゾロゾロと歩いたり、同じ食事をいただくという拘束がなかったので、自由に行動できてよかったですね。
ただし、行きの飛行機が朝7時30分発というスケジュールだったので、始発電車とリムジンバスで羽田まで向かいました。
でもそんな早い時間でも、車内には多くの人が乗っていて、世の中には早くから働いている人も多くいるのだ、と再認識した次第です。
また私は一人で出かけるときは、飛行機でも電車でも、座席は必ず通路側を指定するのですが、今回は窓側の席に座るように指定されていました。
ふだん、飛行機の窓の下を眺めることがないのですが、こうやって見てみると、日本という国は、なんと緑の多い、そして川が蛇行している土地なのだろうということが改めて認識できました。
(飛行機の窓から)
いつもは東京に住み、交通や買い物には便利な生活をしていますが、飛行機の上から眺めると、日本はなんと山の多い国なのだろうと、気づかされます。
そして山の間をくねくねと流れる川が走り、ごく少しの平野に人口が集中しているわけです。
この国を治める人たちにも、たまには空からじっくりと日本という地形を眺めて、山国の恐ろしさを知り、災害対策を真剣に考えてもらいたいものだと思いました。
そしてまた、日本の中心は東京ばかりではない、地方に住む多くの人たちのことを考えなくてはならないのだ、と思ったものなのでした。
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