2016年7月4日月曜日

2016年梅雨どき 大原と大塚 6 ~マスキングテープ~

倉敷にある大原美術館▼は、倉敷美観地区にあり、日本で初めての西洋の美術館として有名です。

倉敷紡績の社長であった大原孫三郎という方が、友人の画家・児島虎次郎と共に集めた世界の名画があるところです。

美術館の外観は蔦に絡まれた古風なところでした。
周囲は白壁の美しい昔ながらの町で、その光景によく合う建物でした。



ところが、門を入り、建物に近づいてみたらびっくり!

ギリシャ神殿のようだと聞いていた建物が、カラフルに装飾されていたのでした。
係りの人に聞いてみると、これはマスキングテープを意味しているのだとか。


倉敷というところは、マスキングテープ発祥の地として有名なところなんだそうです。
美術館の分館でもこのテープを使ったワークショップなども行われていたほどでした。

私はカラフルなマスキングテープに嬉しくなり、お土産屋さんに行って、孫のために可愛いマスキングテープを選んできたのです。

そして、旅行から戻り、そのテープを娘に渡したところ、
「なんでこれがお土産なの?」と言うのです。
私は「倉敷はマスキングテープで有名なんだから」と言うと、
「こういうのは100円ショップで売っているわよ。ダイソーでもセリアでも」と言うではありませんか。

せっかく孫のために買ってきたのに、東京でも売っていたのですね。
それも100円均一で!

普段はそのような可愛い文房具グッズはあまり見ないので、カラフルなマスキングテープがそれほどブームになっているとは知りませんでした。

がっかりとしましたが、4歳の孫はテープを切って、あちこちにペタペタと貼って遊んでいました。
まぁ、それだけでもいいか。

こちらは自分用に選んできたテープですが、何かの役には立つことでしょう。


名物だと思い込んでいたのが、どこにでも手に入るというのは、喜ばしいことではありますが、お土産を探すのは難しいですね。




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