「狸御殿」

カナダ旅行紀の途中ですが、今日は新橋演舞場の「狸御殿」のお話です。
花道近くの良い席で見られました。

これは「シンデレラ」と「白雪姫」をミックスしたようなお話の和製ミュージカルです。
出演者も歌舞伎役者、オペラ歌手、島唄歌手、落語家、その他多くのタレントが総出演。

中でも渡辺えりさんは歌って踊って大活躍、さすがに存在感がありました。

また主役の尾上松也くんは、踊りはもちろんのこと歌も良い声で、王子様役にぴったりでした。

翠千賀さんというオペラ歌手と、島唄の城南海さんはテレビのカラオケバトルで見たことがありますが、お二人とも声量が素晴らしく、圧倒的でした。プロはすごいと感動しました。

それに引きかえ、ヒロインの何とかという女の子は、可愛いだけで歌唱力がないので、ちょっと残念でしたね。
でも振袖と、バレエのチュチュを組み合わせたような着物ドレス（？）は可愛らしくて、こういうところに人気があるのかもしれません。

他にも赤井秀和、青木さやかなどが出演して盛り上げていましたが、全体的にお子様向きだったかな。

宮本亜門さんが演出というので期待していましたが、ちょっと学芸会のようでした。

でも端役の役者さんたちも、舞台から客席に降りて歌うときなど、みんな笑顔で頑張って演じていたのが、気持ち良かったですね。

８月２７日まで上演中です。

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この日の装い。

久しぶりに絹の着物を着ました。

写真ではよく分かりませんが、緑の斜めストライプの絽の着物です。
絽の帯は紫色。

ウッドビーズの帯締めをしてみました。

劇場の中では平気でしたが、外を歩くときは、やはり暑かったですね。