2016年10月2日日曜日

銀座で機織り体験

今年の4月、「錦の美と光」▼という展覧会に行ったご縁で、「錦織の装い展~光峯の織物美術~」のお知らせをいただきました。


それで、銀座のギャラリーまで出かけてきました。


ギャラリーには龍村の4代目に当たる周さんがいらっしゃいました。

2階ではすてきな織物を見せていただきました。
周さんは干支にちなんだ織物を創作されていらっしゃり、酉、羊、午などの作品が並んでいました。
ご自身の干支である寅はまだだそうですが。
後ろにあるのはとてもきれいな色遣いで、ヨーロッパ調の作品でした。


携帯電話が入るポシェットとか、普段使いのできる鞄など、素敵なものがたくさんありましたが、やはり私にはお値段が高くて、手が出ませんでした。

展覧会にいらっしゃってた方にお願いして写していただきました。
ありがとうございます。


 「伝統の重さをプレッシャーに感じることはありませんか」とお尋ねしたところ、そういうことはまるで感じないとのこと。
若さがあふれているご様子でした。

一階では機織り体験ができるというので、周さんのご指導の元、はがき大ほどの織物に挑戦してみました。

まずは先生が最初の部分を作って下さいました。


数種類ほどの中から色が選べるのですが、私は可愛らしいピンクにしました。

右足、トントン、左足、トントンと動かしていきます。
最初は調子がつかめずに、緊張してしまいましたが、だんだん無心で織れるようになりました。


ふー、ようやく出来上がりました。


端が凸凹なのは、ご愛嬌です。


コースターにするか、何か他のものにするか、思案中。

龍村の工房は京都にあるので、そちらにも是非行ってみたいと思っているところです。

その後は、新橋まで歩いて、「ぽわる」へ。
ここでは良いリサイクル着物を扱っているということは知っていましたが、ビルの6階にあり、なかなか一人では行きにくかったところです。
でも今回は和裁士のNさんが販売のお手伝いをされているというので、入ってみました。


帯や着物の合わせ方など、参考になるお話を伺えました。
私はどうも頭が固くて、柄×柄はなかなか考え付かないのですが、これからは少し挑戦してみようかしらと思いました。


ここは、銀座のホステスさんなども利用されるとかで、なかなか華やかな着物や帯も並べられていました。
長身サイズの着物も多く、そしてほとんど未使用のものばかり。
リサイクルとは思えないものばかりでした。
寸法さえ合えば、とてもお得だと思います。


私はこちらの秋色の帯締めを購入。
房がよってあり、使い良さそうです。

この日は雨の予報だったのですが、ほとんど濡れずに済みました。

銀座で半日、楽しく過ごせました。






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