とはいえ、ずっと同じものでは飽きてしまうし、少しはオシャレ心も持ちたいもの。
そんな時に便利なのが、裏表使用できる、つまりリバーシブルの帯なのです。
叔母が使っていた黄×緑の名古屋帯、ふだんきもの杏さんの羽織生地×チェックのウール半巾帯など、両面使えるのは、本当に旅行には役立ちます。
今回の旅行は2泊3日でしたが、真ん中の日は船に何回も乗ったりするので、ジーンズにしました。
ということで着物は最初の1日と、最後の1日の2日分だったので、着物も帯も着替えは持たずに、帯揚げだけを1枚持参しました。
その時の帯はこちら。
Berry工房▼さんの半巾帯です。
表は木綿。
濃い紫や薄い紫、白などが羽のように飛んでいて、黄色がアクセント。
おばあさんが締めてもおかしくない絵柄でしょう?
裏はポリエステルでしょうか、チョコレート色で千鳥の細かい模様が織られています。
実はこの帯は、吉祥寺のゆめこもん▼さんでマネキンが着用していたのですが、「これはいい!」とピーンときたので、女将さんに頼んでマネキンから脱がせてしまって、私の手元にやってきたという帯なのです。
帯板無し、三重ゴム紐で簡単に結んでいましたが、とても楽ちんでした。
そうそう、帯締めも裏表使えるものにしました。
紫に白い模様が入った面。
紫色だけの面。
高円寺のリサイクル着物屋さんで1000円くらいで買ったものです。
この帯と帯締めで、帯周りの変化を付けたのでした。
(この項、続きます)
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