2017年5月30日火曜日

京都 2017年5月 その2:事前編

今回の京都は、いつもと同じように駅近くのホテルに泊まっての一泊旅行でした。
もっとゆっくりしたい気持ちはありますが、三味線のお稽古も毎日していたいので、2泊も3泊もして、あまり間をあけたくないので、いつも一泊になってしまいます。

行く前はいろいろと予定を立てていました。

今回、参考にしたのは、こちらの本でした。
柏井壽さんという生粋の京都人の方が書いた「京都のツボ 識れば愉しい都の素顔」というちょいと皮肉を含んだ京都案内書です。


この方の説によると、京都では、100年位続いたくらいでは本当の老舗とは言えない。京都は千年の歴史のあるところ。それを最近の人はいろいろ知ったかぶりをして、京都通のような顔をしているが、それは片腹痛い・・・・というような趣旨の本です。
ちょっと嫌味のような内容ですが、読み物としては面白いところもあり、また巻末にはお散歩コース(それもあまり人に知られていない)というのがあったので、ブックオフで買ってみました。

もう一冊は「和楽」
今回は京都散歩が特集だというので買ってみました。


重い雑誌なので、これは持ち歩くには不便です。
でも写真の美しさに魅かれて買ってみました。

それと、もう10年も愛用している京都のガイドブックがあります。
京都というところは、お店などは変わってしまっても、神社仏閣などは10年経っても場所が移動するということはないので、古いガイドブックですが、けっこう使えます。

このガイドブックの良いところは、ある始発点(たとえば地下鉄の駅)から、目標のところ(たとえばお寺とか)まで歩いて何分、と分かりやすくイラストで表示してあるところです。
私は町歩きが好きなので、これは道しるべとしては、とても便利です。
もう10年も使っているので、ボロボロですが、捨てられないガイドブックです。


ということで、これらの3冊の本を元にして、行きたいところの予定をあれこれ考えていました。

ところが東京もそうでしたが、京都は5月中旬頃はものすごく暑くなり、32度という予報が出たので、町歩きの予定は大幅に変更することにしました。

そういうところが、気ままな一人旅なのですぐに変更できるので良いところです。

どのように変更したかというと、基本的には屋根のある涼しいところで時間を過ごすようにしました。雨の日もそうですが、ガンガンに暑い日には、着物を着て町中を歩くのはちょっと厳しいのです。

それなら初めから洋服で出かければよいではないか、と言われそうですが、私は冷房に弱いので、新幹線などの冷房を防ぐためには、着物で腕や足を隠すのが一番なのです。

前置きが長くなりましたが、そんなことで、今回の京都旅行のメインは、
1.京都鉄道博物館


2.霊山歴史館


という屋根のあるところにしました。

この2か所は、上記の参考書には紹介されていなかったので、わざわざ新しく本を買うこともなかったわけですが、読み物として手元に置いておきましょう。いつか役に立つかもしれませんからね。

他にもいろいろ行きたいところはあったのですが、暑さに負けて、こういう結果となりました。

(この項、続きます)

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