2017年12月23日土曜日

舟木一夫の忠臣蔵

今月の新橋演舞場出し物は、歌舞伎ではなくて、舟木一夫の特別公演です。


となると、若い人向きではないので、私と同じ年の従妹を誘って出かけてきました。
ある一定の年齢以上でないと、舟木一夫も分かりませんものね。


彼女は昔から芸事には詳しい人なので、とても喜んでくれました。


第一部は、「忠臣蔵」のお芝居。
もちろん舟木一夫は大石内蔵助です。
浅野内匠頭は松也さん、吉良上野介は林与一。
妻のおりくは高橋惠子という、豪華版でした。


幕が開いて、最初の場面が祇園での芸者さんとのお遊びシーン、というちょっと変わった構成でした。
「花の章」ということで、紙吹雪がたくさん舞っていました。
舟木さんも松也さんも頑張っていましたよ。

討ち入りは「雪の章」ということで、夕方の部で見られるそうです。

お昼は、こちらの小さなおむすびにしました。


それでも量が多くて、全部は食べられませんでした。
中味がとてもこっていて、さすがにコンビニのおにぎりとは違いました。

第二部は、ファンにとってはお楽しみの歌謡ショー。
私は舟木一夫の歌は、「高校3年生」や「学園広場」くらいしか知りませんでしたが、そういえば「絶唱」などもヒットしましたね。
耳に優しい曲ばかりでした。

歌の合間には、大勢のファンが花束やらお土産やらを持ってきて、舟木さんに手渡しをするのです。
その数、50以上あったと思いますが、それをステージに並べながら歌うのは、壮観でしたよ。

そして舟木一夫が、歌いながらボールをバドミントンのようにして打って、そのボールをキャッチすると、特製の手拭いがもらえる、というので、みんなキャーキャーでした。

観客は99パーセントが女性、平均年齢75歳くらいでしょうか。
おばさまたちが青春を取り戻しているようでした。


舟木さんも歌手生活55年で、もうすぐ74歳だそうですが、背筋はピンとしているし、お腹も出ていないし、相変わらずスマートでした。

たまにはこういうのを見るのも、悪くはないかもね。

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この日の装い。

従妹の母親、つまり私には叔母になりますが、その叔母が着ていた着物にしました。
もちろん昭和の着物ですが、デザインといい、色合いといい、とてもお洒落です。
従妹も「あら、懐かしいわ」と言って喜んでくれました。


帯も叔母が使っていたものです。


表は金ぴかなのですが、なんとお腹の部分に当たるところは、裏側にはこんな手拭いが使われていました。
名古屋弁ですよ。


ホントに面白い帯です。
従妹と二人で大笑いをしました。


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