昨日のブログ▼で、青蓮院門跡にある襖絵の写真を載せたところ、facebookの友人から、
「これは60歳から絵画を始めた人キーヤンさんという人の作品」であると教えていただきました。
青蓮院は割と静かな感じの雰囲気のお寺でしたが、この襖絵のあるところだけが、ぱーっと明るく、現代的であると思っていたのです。
襖の説明には「木村英輝 2005年作」とだけしか書かれていなかったので、平成の作品だとは分かりましたが、どういう画家の作品なのか分かりませんでした。
でも、青と黄色の大胆な花に、とても魅かれるものがありました。
そしてネットで検索してみたところ、こんな素敵なサイトを見つけました。
「襖絵 蓮 青のの幻想・生命賛歌」▼
木村さんの言葉をちょっとだけ引用させていただきます。
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本金、岩絵具、膠に漆といった伝統的な画材にこだわらず、現代の画材、アクリル・ガッシュとネオ・カラーで描きたい」とご門主に伝えた。そして「もし、俵屋宗達や伊藤若冲が現代に生きていたら私と同じ考えの筈です」と付け加えた。
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なるほど、現代の琳派なのですね。
そして木村さんのプロフィールを見ると、1942年生まれ、お若い時はロックや広告の世界に身を置いていたそうですが、還暦を目の前にして、絵画の世界に飛び込まれたのだそうです。
現在は、奈良の生駒市にある葬儀場の納骨堂に、蓮の絵を描かれていらっしゃいます。
たまたま京都に旅行に行って、青蓮院門跡を訪問して、素敵な襖絵を見たわけですが、その作者のことも瞬時に分かるのは、やはりインターネットのすごいところですね。
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