2018年3月23日金曜日

2018 浜松・天竜の旅 4 ~「いとへんのまち」~

今回、浜松や天竜に旅行に出かけた一番の目的は、「いとへんのまち」▼というイベントに参加するためでした。

浜松は、注染そめ浴衣や遠州木綿の産地として有名なところで、伝統品やその技術を、現代に生かしたいと願う方たちが集まり、毎年イベントをされています。
今年は3回目でした。
私は去年の「いとへんのまち」▼にも出かけました。
去年は、ちょっと会場に着くまで迷ってしまいましたが、今年は2回目でしたので、すぐに分かりました。


カラフルな浴衣がたくさん、展示されていました。


鮮やかな浴衣が多いですね。


でも、実は私は、浴衣はあまり着ないので、浴衣以外のものに目が行きました。

注染染めの半襟をお土産にしました。
七宝模様がとてもきれいです。早く使ってみたいな。


手拭いは、天井から素敵にディスプレイされていました。


こちらは、注染のワークショップです。
一人千円で、手拭いの染め体験ができるようでした。
職人さんが指導されているところです。


こちらは、遠州木綿の風呂敷が、手提げバッグに変身する展示販売です。
私は、この「ふろしきパッチン」という道具を買ってきました。


こちらは駿河の下駄屋さん。


こちらの下駄屋さんには、東京で2回ほどお会いしていました。
池袋の伝統工芸館と、吉祥寺のデパートでした。
とても軽くて履きやすい下駄です。

こちらは、卵の殻を使ったすてきな下駄です。
細かく砕いた殻を、ピンセットで一つずつ丁寧に貼る作業をしていました。
その上に、漆を何回も塗るのだそうです。


食べもの関係のイベントも充実していました。
まずは、「うなも」ちゃんとツーショット。


ウナギを飼料にして育てたお芋です。
「うなぎいも」だから「うなも」ちゃんだそうです。


しっとりとしていて、甘さが十分。とてもおいしかったです。


次はお茶のコーナーです。
静岡県は、明治維新の時に、それまで幕府に仕えていた侍たちが、徳川家が静岡に行ったのについて行き、そこでお茶の栽培を始めたという歴史があるということをある本で読みました。

ワンコインで体験できる「抹茶アート」をしてみました。


カフェラテのようにして、絵を描くのでした。

一人分ずつ、セットされていました。


伊藤園のお抹茶を、茶こしで細かくしました。


その粉を茶碗に入れて、お湯を注ぎ、茶筅で細かく泡を立てます。
そこに竹串を使って、濃いお茶で絵や文字を書きました。
私は何を書いてよいのか思い浮かばなかったので、「茶」と書きました。


小さな子供も参加していましたが、よほど上手でしたよ。


お菓子もとても上品でおいしかったです。
「桜のひとひら」という名前だったと思います。
この日の昼ご飯は、お芋と和菓子で終わってしまいました。

伊藤園のお茶の先生とご一緒に。
この先生は、実は双子さんで、もうお一人は浴衣のコーナーを担当されていました。
お二人はそっくりで、とても美人さんでした。


最後になってしまいましたが、「いとへんのまち」での一番の目的は、こちらのブログ▼にも書いたように、染めの作家である高木法子さんにお会いすることでした。
お会いできて、嬉しかったですね。


活動の場をどんどん広げられていらっしゃり、頼もしく思っています。



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