「元禄花見踊り」を、桜の花を持って踊りました。
私はこれまで着付けはちゃんと習ったことはなく、雑誌やユーチューブを見て、自己流で着ていました。
また着付け師さんに着付けをしていただいたことも皆無でしたので、今回の日舞での着付けはとても貴重な体験となりました。
着付けを担当されたのは、地元の日本舞踊連盟のお師匠さんたちでした。
ご自身も踊りをされるので、舞踊用の着付けをよく分かっていらっしゃいました。
例えば男踊りをする人には、足を広げても大丈夫なような着付け方法をされていました。
細見の方が、裾除けをぐるりときっちりと巻いてしまうと、布が重なって、足が開かなくなるのです。
それで、後ろ側にたっぷりと余分を取り、前は普通に重ねて、足を広げても大丈夫なようにされていました。
また帯は文庫に結んでいただいたのですが、普通の帯枕ではなく、特別な器具を使って結ぶということも初めて目にしました。
帯は、普通の着付けですと帯の山(帯を半分に折ったときの山です)は胴の下側にするのですが、踊りの時はお扇子を指す場所を間違えないように、山を上にしていました。
色々な着付けがあるのだと思いました。
補正については、私の場合は、初めは補正無しで良いと言われましたが、そのままだと腰ひもがお腹に食い込んできついので、お腹の前側だけにタオルを入れていただきました。
補正というのは、胸のところや、腰の上の方にするものだと思い込んでいましたが、いろいろな方法があるのだと分かりました。
そして、腰の部分の打ち合わせは、ものすごくきっちりとしていました。
いつも自分で着るときは、らくに打ち合わせているのですが、こんなにきつくしっかりとするとは驚きでした。
おかげで、腰の線が、割とスマートに見えたように思いました。
たまには専門家の方に着付けをしていただくのも、勉強になるなと、思いました。
ヘアメイクや、お化粧についても、いろいろと参考になりました。
みなさま、お世話になりました。
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