今回の市民カレッジは、先月▼に続いて、「ショパンとドビッシー」の解説付きピアノ演奏会の2回目でした。
解説は馴染みのピアニスト・津田真理先生です。
今回のお話は、二人の青春時代についてでした。
まずはショパンの青春時代について。
彼は20歳の時、生まれ故郷のポーランドを去り、ウィーンへ向かいました。
ところがショパンの音楽は、ウィーンではあまり好まれませんでした。
その後、パリに渡り、そこは水があったのか、名声を得るようになりました。
その頃の曲を演奏していただきました。
「華麗なる大円舞曲」1番
「スケルツォ」1番
「夜想曲」8番
私は夜想曲というのは1曲しかないのだと思っていましたが、何種類もあったことには驚きました。
軽やかで清々しく、繊細な感じのする曲でした。
ちなみに先生が演奏するのは、プロの方には申し訳ないくらいの小さなピアノです。
それでも先生は見事な演奏をして下さいます。
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一方ドビッシーですが、彼は時代的にはショパンよりも50年くらい後の人です。
そして今年は没後100年ということで、あちこちで追悼演奏会があるそうです。
彼はパリの生まれですが、20代の初めに、ローマ賞という作曲の賞を受賞して、ローマに修行に行くことになりました。
貧しい家の生まれでしたが、パトロンからの庇護を受けて、今までになかった音楽を生み出しました。
今回の演奏曲は
「夢」
「映像」より
「水の反映」
「動き」
の3曲でした。
流れるような美しい曲でした。
テレビのコマーシャルで使ったらぴったり、絵になるような躍動感が感じられました。
ドビッシーの音楽というと、イメージがつかめなかったのですが、先生の説明で、「ドビッシーの曲は、モネの絵画のようだ」と説明されて、納得しました。
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この日の装い。
写真がぼけていてすいませんが、青緑色の縦縞の単衣です。
表参道にある「オリエンタルバザー」▼という外国人向けのお土産用品が売られているお店で、3500円で見つけました。
帯は型染めの名古屋帯。
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