2018年5月9日水曜日

邦楽演奏会

先日、邦楽の演奏会を聞きに行きました。
特に知人が出演していたわけではないのですが、facebookの「邦楽の友」に「いいね」をしているので、そこから、いろいろな演奏会のお知らせが届くのです。
日時と料金と内容に折り合いがつけば、勉強のため、知らない会でも出かけて、いろいろな演奏を聞くようにしています。

今回はこちらの演奏会でした。
武蔵野邦楽連盟の「邦楽 春の会」。
50年続いている団体の演奏会でした。


日にちも空いていたし、無料だったし、私の知っている曲の演奏もあったので、ちょうどぴったりでした。

吉祥寺南口のすぐ近くにある武蔵野公会堂という古い建物での演奏会でした。

最初は長唄「雛鶴三番叟」。
唄と三味線の演奏でした。
昔、習ったことのある曲でしたが、すっかり忘れてしまいました。

意外と良かったのは、民謡の「こきりこ節」をアレンジした「こきりこの里」という筝と尺八の演奏でした。馴染みのフレーズがあるのは、いいですね。

私も習った「都鳥」も演奏されました。
三味線と唄でしたが、タテ三味線の三の糸が急に下がってしまい、可哀想でした。
後ろに控えていた人もお調子を直せないほどで、ご本人は泣きそうな感じでした。それでも最後はなんとか調子を合わせたので、こちらもホッとしました。
こういうハプニングがあるので、舞台は怖いですよね。

舞台を見ていると、音楽以外に、着物や帯の色や表情に気がつくことが多いですね。
それと髪型も気になります。
やはり着物は淡い色で、金銀などの光る帯の組み合わせが、見ている人にとってはきれいで良いですね。

今回の演奏会は、名取りさんも、一般の人も登場されていましたが、やはり名取りさんになると、堂々と演奏されていますね。

私もうまく弾けるようになりたいものです。

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この日の装い。

演奏会なので、ちょっとかしこまったような色無地にしました。


といっても、これはセオアルファーというポリ着物です。
軽くて涼しくて、洗濯できて、ノーアイロンの便利な代物です。
通販で頼んだので、ちょっと想像外の色でしたが、大人しくて無難な着物は、一着あると便利ですね。

帯は型染の名古屋帯です。



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