京都に行ったら、「Kimono factory nono」▼さんには、是非行ってみたいと思っていました。
というのも、nonoさんのグリッター着物はとても着心地がよく、手入れも簡単でお気に入りなので、それを作っている会社を訪問してみたかったのです。
こちらがグリッター着物です。
ちなみに「グリッター」とは、キラキラとかギラギラとかいう意味です。
昼間はそれほど光りませんが、夜の照明の下では、ほのかに光る着物です。
素材は木綿ですが、ストレッチ性があり、しわにならず、洗った後もほぼノーアイロンで大丈夫という、嬉しい着物です。
おまけにキラキラとしているので、女心を満たすのに十分なのです。
お店は、四条烏丸からほど近いところにありました。
元々は「枡屋儀兵衛」という名前で、大島紬を販売しているお店でした。
その会社が、数年前にnonoというブランドを立ち上げました。
ちなみに「nono」というのは、奄美大島では「布」という意味の方言だそうです。
すっきりとして美しい着物にレース羽織、帯が展示されていました。
私が気に入ったのは、下の写真の紫色の帯でした。
月の模様が織り込まれた麻の帯です。
色違いもありましたが、この紫は本当に素敵で、お洒落な帯でした。
nonoさんの着物や帯は、黒、白、紫のような色を基調としていて、いわゆる伝統的な着物とは違いますが、その現代的なセンスが小気味よいのです。
お店には、反物が入っている棚が並び、反対側にはパソコンがずらりと並んでいました。
パソコン側だけを見ていると、普通のオフィスのようでした。
若い社長さんともお話をさせていただきました。
私が着ているグリッター着物は、こちらのパンフレットを見て気に入ったのですが、実はこのモデルさんは、社長の奥様だそうでびっくりしました。
とてもきれいな方ですよね。
他にも浴衣用の反物や、三分紐、帯留、男性用のベルトのような帯なども目に付きました。
またカレンブロッソ草履の鼻緒は、素敵な大島紬でできていました。
この会社では、毎週水曜日は着物で出社する日、ということになっていて、社員の皆さんは思い思いの着物姿でお仕事をするのだそうです。
そうしてご自分で着物を着ることにより、改善したり、新しい発見をしたりするのだそうです。
欲しいものがたくさんありましたが、こちらはネット販売をしているので、じっくりと選ぶことにしましょう。
nonoさん、お忙しいところお邪魔して、いろいろとお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
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