2018年7月23日月曜日

2018 夏 三味線ゆかた会

三味線のゆかた会が終了しました。
先生のお弟子さんたち、助演の先生たち、和楽器屋さん、そして先生のご家族まで総動員して、みんなで会を盛り上げました。


まずは和室に集合して、浴衣に着替えるところから始まりました。
私は自宅から着て行きましたが、着方がよく分からない、帯結びができない、という方には、お手伝いさせていただきました。
でも自分で着るのと、人さまに着せるのでは勝手が違いますね。
とくに半巾帯は自分で締めるときは前で締めていますが、今回は後ろで締めるので、ちょっと迷ってしまいました。


その後は、ステージの隣にある控室で三味線の自習。
このゆかた会は、みんなで合わせる時間がなかったので、(先生以外とは)ぶっつけ本番になるので、控室で初めて合わせて弾いてみました。


プログラムが始まりました。
最初は、みんなが知っている「さくら」の曲を唄ったり、三味線で弾いたりするチャレンジコーナーもがありました。こちらには出演者のご家族や友人、フランスの方も参加されました。

こちらは小学校の三味線教室の皆さんたちの演奏風景。
小学生の親御さんや、おじいさまも参加されていました。
「あんたがたどこさ」はとても可愛らしくて、拍手喝さいでした。


 私は「松の緑」と「勧進帳合方メドレー」を演奏しましたが、ちょいと間違えたところもありますが、適当に乗り切りました。
なかなか本番では、自宅で練習したとおりに弾けないものです。

今回よかったのは、次の曲が始まるまでの間に、スクリーンに演奏風景が映し出されたことです。
先生の演奏会の様子や、私たちも参加した「伝統文化交流会」の様子、またお稽古風景も映し出されていて、これは好評でした。


最後はおまけの演奏。
先生と、お唄の政子先生のお二人の「二人椀久」でした。
ほんの数分でしたが、十分に堪能させていただきました。
先生たちの浴衣は、可愛らしい猫の模様で、これは、先生の先生である今藤政太郎先生が猫好きであり、美術家の朝倉摂先生が政太郎先生のお弟子さんであったので、そのご縁で猫の絵を描いていただいた、といういきさつがあるそうです。


私たちはそれぞれ1曲か2曲程度の演奏だけでしたが、先生は初めから終わりまでずっと出ずっぱりで12曲、演奏されたことになります。
肉体的にも精神的にも、お疲れになられたのではないでしょうか。

その後は、地元で打上げ会をしました。
飲み放題、食べ放題のお店に20人くらい集合しました。


 乾杯!

それにしてもこの会は多彩なメンバーが多く、お医者さん、植木職人さん、セミプロ級の落語家さん、高校の音楽の先生、踊りの名取さん、介護士さんなど、いろいろな方が集まっています。
年齢も上は90歳に近い方から、高校生くらいまでいるようです。
みなさんのお話を聞いていると、参考になることが多いですね。

良い機会を与えていただき、みなさま、ありがとうございました。
そして何より、ご指導いただいた先生にはお礼を申し上げます。

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この日の装い。

京都の「和の国 再生工房」▼で偶然見つけた、有松絞の浴衣です。
デパートで見たら、同じような浴衣が10万円で売っていましたが、これは1万円というラッキーな浴衣です。


帯はどれにしようかとアレコレみんなに考えていただきましたが、名古屋帯では暑すぎたので、急遽、半巾帯に変更しました。
本来は模様が表ですが、あえて裏の無地の黄緑色の面を出しました。


いやはや、それにしても暑い一日でした。


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