テーマは「双六に見る江戸名物」でした。
双六は、日本では奈良時代ごろから楽しまれていたそうで、鳥獣戯画にも双六で遊ぶ猿が描かれているそうです。
今のさいころと同じものを使っていたのでしょうか?
江戸後期からは旅ブームの影響もあり、旅の疑似体験ができる双六が流行ったそうです。
花見スポットを廻る双六もあったそうで、楽しそうですよね。
他には、歌舞伎役者の姿が描かれたものや、出世双六というのもあったそうです。
こちらは「東都名物遊覧双六」というもの。
日本橋を振り出しにして、都内各地を巡っています。
グルグルと廻る形式です。
こちらは楽しい「江戸名物菓子屋双六」というもの。
ようかん、だんご、かりんとう、だいふく、あべかわなど、今でもあるお菓子が描かれています。
菓子屋には格があり、お武家さん用の店や、庶民向けの店などいろいろありました。
こちらは「飛び双六」と言って、さいころの出た目だけ進んでいく形式です。
講師の先生の説明はとても詳しくて、浮世絵愛が伝わってくるようでした。
来週はいよいよアダチ版画研究所に見学です。
あまり暑くならないよう、願っています。
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この日の装い。
写真では色が飛んでしまっていますが、オレンジっぽいピンクとブルーの縞模様です。
帯は地元の骨董市で買った千円の麻帯。
夏は涼しいのが一番ですね。
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