来月、日本舞踊の勉強会があり、習い始めて半年の、私たち研修生も舞台に立つことになっています。
そのプログラムが出来上がってきました。
先日のお稽古では、その時に着る予定の衣装を持参して、先生たちに見ていただくことになりました。
いつも踊りを教えていただく先生、事務方の先生、着付けの先生、それに大先輩の大御所の先生たちが座敷にずらりと並ばれて、衣装を点検するのです。
それぞれ曲目に合わせて、着物や帯も選ぶようになっていました。
私たちは「恋蛍」という曲を踊るのですが、私は舞台にも着られるような訪問着といえば、このド派手な紫色の着物しかありません。
何の花か分かりませんが、先生たちからは、華やかでよろしいとのこと。
オーケーがでて、ホッとしました。
思わず「これ、バザーで千円で買いました」と言ってしまいましたが、でも本当です。
帯は、トーキョージョーさんで3500円で買った袋帯にしました。
「ちょっとした時に役立つ帯ですよ」と言われて買ったものですが、ほんとに役立ちそうです。
先生たちからは、「これは全通柄なので、角出しにしても問題ない」といいうことで、こちらもオーケーでした。
ホッとしました。
一緒に踊る方は、素敵な赤い着物を持参されましたが、
「これは小紋だからどうもね~」ということで、別の訪問着に変えることになりました。
踊りの衣装もいろいろと決まりがあるのですね。
他の曲を踊る人たちも、それぞれ素敵な着物や帯を持参していたので、そっと拝見させてもらいました。
踊りの時間はたった3分半なのですが、いやはや楽しくもあり、大変でもありますね。
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この日の装い。
まだまだ暑いので、叔母の遺品の麻の着物です。
今年の夏は何回着ただろう、と思うほど、着用回数が多い着物です。
毎回、着てはすぐに洗っています。
帯は、麻と絹が縦横に織られているもの。
写真に写すと真っ白に見えますが、辛子色のグラデーションです。
ものすごく長かったので、手先を20センチほどカットしてかがりましたが、それでもまだ長くて、結びにくい帯です。
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