この日は、まず、透明石けん作りに挑戦しました。
材料は以下の通りです。
豚の脂(ラード)
やし油(ココナッツオイル)
ひまし油
水
エタノール
砂糖(グラニュー糖)
水酸化ナトリウム
草木染液 各種
この実験は、操作を間違うとかなり危ないそうで、液が目に入ったりしたら失明し、飲んだら死亡してしまう、というものでしたので、みんな、慎重に作業をしました。
油が溶けたら、それらをビーカーに入れて、スターラという器具で混ぜ合わせます。
何やら実験ぽいでしょ。
油類が混ざったら、そこにエタノールを加えます。
しっかりと混ざったら、今度は草木染液を加えます。
私たちの班は、紫色がきれいな紫根にしました。
とてもきれいな赤色になりました。
そこに、水酸化ナトリウムを加えます。
するとなんだか色が変わりました。
深緑のようでした。
湯煎をしながら溶かしています。
この作業を20分ほど続けたところで、今度は砂糖を加え、またかき混ぜました。
そしてプリン型に流し込みました。
こんな感じです。
これを氷水の上で冷やします。
屋外で良く冷やします。
いろいろな草木染の液体で染めたものがありました。
固まったら、型からそっと抜き取ります。
こちらは、山桜の液を使ったグループのものです。
このまま一月ほど冷暗所に置くと、石けんとして使えるようになります。
担当の先生(女性)は、添加物がないので、お肌にはとても調子が良い、とのことです。
ただし、これは材料費がかなり高くなるので、普通の化粧品会社とか石鹸会社では、採算が合わないので作らないのだとか。
ということで、まずは手作り石けんの実験をしました。
後半は、また染色作業となりました。
(この項、続きます)
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