朝はいつものように5時に目を覚まし、朝ごはんの後は掃除、洗濯、夕食の準備をして、
自転車でスポーツクラブへ。
「グループセンタジー」というヨガのようなピラティスのようなレッスンを受けました。
それほど飛んだり跳ねたりはしなくとも、ジワーッと汗が出る種目です。
主に背筋や腹筋を鍛える運動でした。
シャワーを浴びて、小雨の中を一度家に戻り、昼ご飯を食べて、汗をかいたスポーツウエアの洗濯。
それから夕方から外出するときの着物と帯などを用意しました。
そして少し時間があったので、三味線のお稽古。
午後は、近所の高齢者のおうちにお邪魔して、ホームヘルプ。
このときは、ダサい格好をしています。
動きやすいズボンにTシャツにエプロン姿です。
ホームヘルプは現在は4軒のおうちにお邪魔していますが、この日はとても広いおうち(3階建てで地下室もあり)の方なのですが、そこのおばあさまは足を痛めて、なかなか掃除ができないというので、2週間に一度出かけて、おうちをきれいにしています。
広いおうちなので、お掃除もダイエットになりますよ。
ホームヘルプは、それ以外に、いろいろな世間話などを聞くのもお役目ですね。
やはり愚痴が多いので、解決できそうなことは担当者に伝えます。
ちょっと役に立ちそうな100円均一グッズのお話をしたり、インターネットで本が買えるという話をしたり、そんなおしゃべりをするのも、仕事のうちです。
そしてまた自転車で吹っ飛んで自宅に戻り、着物に着替えて、駒場にある東大教養学部へ。
新入生歓迎の立看が目につきました。
こちらのシンポジウムに参加したのです。
人間国宝でもある狂言方と、東大スポーツ先端科学研究拠点のシンポジウムです。
タイトルは「狂言師・山本東次郎氏から学ぶ技芸・スポーツ科学研究の未来」。
シンポジウムの内容は、またの機会にご紹介したいと思いますが、人間国宝である83歳の山本東次郎さんの身体の動きは素晴らしかったです。
もちろんお声にも張りがあり、鍛えぬいた身体という感じを受けました。
こちらはいただいたチラシです。
(今回の装束とは異なりますが、こういお顔の方です)
実は私は今から15年程前は、某大学院の人間情報学講座という研究室に居候をしていて(研究者ではありませんが)、今回の東大の先生たちの研究と似たような研究をしている先生や学生と時間を共にしていました。
それで門前の小僧というか、私自身は理科系人間ではないのですが、人間の身体(視覚とか筋力とか人間の持っているさまざまの力)を実験により数値化して、論文にするという人達に混じって仕事をしていたので、今回のような研究発表はとても懐かしく感じたのでした。
そこで思うのは、家事にしても、スポーツにしても、着物にしても、中心になるのは人間の身体だということです。
いくら高価な着物(私は持っていないので、僻むのではありまえんが)を着ても、身体に芯がなかったり、贅肉が多かったり、背筋がピンとしていないと、きれいに見えないと思います。
いろいろな方法で、身体を鍛えておきたいと思っています。
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この日の夕方の装い。
ある方からいただいたポリエステルの反物を、マイサイズに仕立てていただいたものです。
雨コートにしたら、とも言われましたが、単衣着物にしました。
というのも、私は雨コートは趣味ではないし、チビなのでズドーンとした雨コートは似合わないのです。
帯はBerry工房さんの白のレース帯。
どんな着物にもフィットしてくれます。
半襟は、「ふだんきもの杏」さんで求めた端切れです。
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