ところが到着した日に勇んで向かったのですが、その日は月曜日でしたので休園でした。
ちゃんとチェックすべきでしたね。
それで翌日、またトライしました。
楽寿園には入り口が3か所あり、こちらは三島駅近くの入り口です。
ここは元々は軍人皇族・小松宮親王(上野公園に銅像があります)が明治23年に別邸として造営したものですが、その後、昭和27年から三島市が管理運営している広大な公園です。
緑と水の庭園、といったところです。
中には小浜池という池があり、富士山が噴火した時の溶岩の間から湧き水が出ます。
ところが近年は工業化や宅地化が進み、年々、渇水状態が多くなっているそうです。
手前には水位を測る棒が立っていますが、秋の満水の頃はさぞ美しい風景だろうと思いました。
またここには「楽寿館」という建物があります。
無料のガイドツアーが行われているので、ツアーに参加しました。
ただし、館内は撮影禁止ですので、写真はありません。
皇族方は、こういうところでお過ごしになったと分かります。
本当に素敵なところでした。
室内には日本の代表的な画家たちの手による襖絵がありました。
楽寿館の外の周囲の写真を少しご紹介します。
背の高いつつじがきれいでした。
こんな感じで、森の中にいるようです。
こちらは広い応接間を外から眺めたところ。
「梅御殿」は、楽寿館の向かいにありますが、私邸ですので、内部には入れません。
楽寿園の敷地には「三島市郷土資料館」もありました。
昔懐かしい囲炉裏。
三島は、かつては職人が多く住む地域だったそうです。
美しい川の水を利用して、和傘を作ったり、籠や染色も盛んなところだったそうです。
下の写真の地図を見ると、職人さんの住まいが点在していたのが分かります。
こちらは染色された糸や見本など。
また三島は東海道の宿場町としても栄えていたので、その時に利用された籠も展示されていました。
面白かったのは、「鏡の家」というものです。
自分の身体が、細く見えたり、太く見えたりします。
子供向けの施設ですが、大人も楽しめました。
こちらは「げんじつ」
こちらは「ほそめ」
おデブに見えた写真は、掲載は止めておきます。
他にもお休み処や、子供用の施設もあり、楽寿園は、300円で楽しめるところです。
私は駅前で割引券付のパンフレットをいただいたので、270円で入園できました。
そして南側の出口から出ると、源兵衛川となります。
この川の美しさは、言葉では表現できないほど素敵でした。
涼やかで気持ちのよいところでした。
でも写真を撮ろうとしても、川の中にある石の上に立つと、なかなかうまい写真が撮れなくて残念でした。
この時ほど、誰か同行者がいればよかったのに、と後悔しました。
初めのうちは、川にこのような板の橋が置いてありました。
この上を歩きます。
そのうちに石の橋になります。
石の間隔がだんだんと開いていき、飛び石のようになります。
川に落ちたら大変です。
飛び越さないとダメで、着物の裾を持って、エイヤッと渡りました。
そしてこちらは終点。
辿りつけて、ホッとしました。
目の前に、ちょっと変わったお店がありました。
駄菓子屋さんというか、玩具屋さんというか。
こちらのおばさまが一人でやっているお店でした。
とてもお元気な方で、お喋りが弾みました。
おばさまお手製の冷たいものをいただきました。
クラッシュアイスがおいしかったです。
三島は本当に水が美しい町でした。
(この項、続きます)
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