妹の存在

母の具合が悪くなって、カナダに住んでいる妹に知らせたところ、長時間飛行機に乗って、我が家にやってきてくれました。

妹は今から40年前に日本を離れ、カナダでカナダ人として生活をしています。
最近は1年か、2年に一回くらい会う程度です。

一緒の家で生活をしていたのは、幼い頃の18年しかありませんが、不思議とモノの見方や考え方が一致しています。
たとえば医療に関すること、教育や政治、金銭感想は、ずっと離ればなれでいても、同じような感覚で反応しています。
おかげで、母の病気や介護についての考えもよく似ていて、そういう面では争いや感情のもつれがないので、助かります。

今回、母の入院中、もし私一人でいたらかなり滅入っていたかもしれませんが、妹が来日してくれたおかげで、バカ話もできたし、孫の話などをして、明るく過ごすことができました。

母の退院の予定が決まり、妹は10日間の滞在後、半分ほっとして帰国しました。
カナダに到着したら、なんと35度の暑さだそうで、日本にいた時の方が涼しかったとのこと。

これからもお互いに頼りにして、過ごしていきたいものです。