2018年11月からスタートした「源氏物語を楽しむ会」▼ですが、知らない間に、一年以上も経っていたのですね。
それで先日の集まりの時には、参加者の間で、ちょっと振り返ってみました。
以前に参加していた「源氏物語を原文で読む会」から、「源氏物語を楽しむ会」になったいきさつや、その後の状況などについて、ちょっとまとめてみることにしたのでした。
というと大げさな感じもしますが、忘備録のようなものを用意しました。
どんな小さな集まりでも、やはり記録をとっておくと、何かの時に参考になると思います。
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この日の「源氏物語」の内容は、須磨(現在の神戸あたり)から都(京都)へ戻った光源氏が、都へ戻れたお礼をするために住吉大社(大阪)に参拝する様子についてでした。
そして同じ時に、明石のあの方も、住吉に出かけていたという場面です。
原文を読んだだけでは難しくて、なかなかイメージが湧かないところもありました。
私たちの集まりでは、「源氏はどうやって住吉大社まで行ったのかしら」、「何日くらいかかったのかしら」、「明石は住吉までどういう交通手段で来たのかしら」などという疑問が湧いてきました。
またその時に着ていたものは、どんな衣装だったのかという興味も沸いてきました。
そこで役だったのが、これらの図鑑です。
地図やイラストがふんだんに使われています。
やはり図があると、一目瞭然ですね。
これらの図鑑は、「源氏物語を原文で読む会」の遺産ですが、とても助けてもらっています。
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この日の装い。
デニムっぽく見えますが、絹の袷です。
神楽坂のフリマで、たしか1500円で手に入れたもの。
状態は良いのですが、かなり身幅が狭くて、それで安かったのかもしれません。
濃紺の帯は、着物友だちのN子さんからいただいた「つづれ帯」。
赤い糸の模様も上品で、長さがちょうどよくて、重宝しています。
そして今回、使用したバッグはこちら。
ふろしき研究家のつつみ純子さん考案の「ふろしきぶるバッグ」▼です。
元々は、ふろしきをバッグのリングに通して使うのですが、今回はふろしきの代わりにスカーフを使い、着せ替えバッグとなりました。
このスカーフは、何十年も前に、母がタイ旅行に行った時のお土産ですが、ほとんど使っていなかったので、処分しようかと思っていましたが、その前に使ってみたのです。
大昔のスカーフが蘇りました。
さすがに、鮮やかな色のタイシルクでした。
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