私の長唄三味線の先生が、地元の市民カレッジで「はじめての長唄三味線」という講座の講師をされています。
いつも応募がとても多い講座だそうです。
この講座は5回のお稽古をして、最終回には「成果発表会」があるとのこと。
その最終回に、私もお手伝いとして参加してきました。
受講生は20人ほどでしょうか。
小学生(?)の男子から、かなりお年を召した方も参加されているクラスです。
三味線を触るのは初めてという方から、少しは弾いたことがある、という方もいらっしゃるようです。
マイ三味線持参の方もいらっしゃいましたが、レンタル三味線も用意されていました。
今回は、最終稽古として「成果発表会」となりました。
ということで、会場にはこんなに立派な金屏風と、赤い毛氈が用意されました。
施設のスタッフのみなさんは、私は他の講座でもお世話になっていますが、いつもきびきびと助けていただき、ありがたいですね。
受講生は、これまでのお稽古の成果として、「さくら」と「越後獅子」を演奏するとのこと。
こちらは「さくら」を演奏しているところです。
人数が多いので、唄と三味線を交互に担当することにして、二つのグループに分けて演奏していました。
私たち「智の会」の弟子たちも、ちょっとだけ演奏に加わることになりました。
助っ人のメンバーです。
本格的なお茶室を、控室に使わせていただきました。
メンバーのみなさまは、他にも和の趣味に造詣が深い方が多く、着物の着付けもみんなで手分けして、素敵な着物姿になりました。
受講生は「越後獅子」の最後の部分を、替え手(バック演奏)のバージョンを弾いて、私たちは本手(メロディの部分)を弾きました。
人数が多いので、2組に分けて演奏しました。
演奏しているところの写真はないのですが、みなさん、満足していただけたでしょうか。
その後は、私たちがデモンストレーションをしました。
三味線歴数ヶ月という方も、「宵は待ち」を緊張されながら弾いていました。
私は「勧進帳」の「瀧流し」を先生と一緒に、5名で演奏しました。
この時は、着物の色で並び方を決めただけで、リハーサルはまるでなしのぶっつけ本番でしたが、なんとか揃って弾けたようです。
受講生のみなさんは、、長唄三味線の音色を、どんなふうに聞いていただけたでしょうか。
自分が弾いているところの写真はないのですが、そのうち、集合写真がいただけるかもしれません。
いつもは先生と1対1でお稽古をしている三味線ですが、こんなふうにみんなで音を合わせて弾くのはとても楽しいですね。
ご指導いただいた先生、受講生のみなさま、弟子仲間のみなさま、会場のスタッフのみなさま、観覧されたお客様、どうもありがとうございました。
来年も頑張りましょう。
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この日の装い。
先生から「なるべく明るくきれいな色の着物」と言われたので、水色の着物にしました。
着物も帯も、水の流れの模様なので、「瀧流し」に合うかと思ったのです。
着物も帯も、「日本橋きもの倶楽部」で安く購入したものです。
久しぶりに白の半襟の襦袢にしたら、いつもとちょいと違う着付けになってしまいました。
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