沼津御用邸の「主馬」の記事▼を先に書いてしまいましたが、今回はメインの建物のご紹介になります。
入り口には、可憐な寒緋桜が咲いていました。
中の建物は東西に分かれています.
最初は1893年(明治26年)に、大正天皇(当時は皇太子)の静養のために本邸が建てられました。
その後、東邸が建てられて、昭和天皇も御学問所として幼少のころから利用されたところです。
沼津大空襲により本邸は焼失しましたが、東邸、西邸は残り、昭和44年までは御用邸として利用されていました。
昭和45年から沼津市の管理となりました。
昭和天皇が赤ちゃんの頃に着用していた衣類も展示されていました。
こちらは昭和天皇が乗っていた自転車。
応接間。
なんとビリヤードもありました。
こちらは皇室の料理を作っていた調理場。
「天皇の料理番」というドラマがありましたが、その方たちが働いていたところです。
広々とした廊下です。
座ったところを写してもらいました。
なんとも贅沢な空間でしたね。
沼津は気候も温暖で、また海も近く、空気も良いので、静養のためには適した場所だったのでしょう。
多くの皇族がここを利用されていたようでした。
ちょうど、ひな人形の展示会も開かれていました。
かなり古い時代のお雛様から、昭和のお雛さままでが飾られていました。
吊るし雛も可愛らしかったですね。
御用邸の外に出てみると、広い松林が広がっていました。
そして少し歩くと浜辺でしたが、ものすごい強風で立っていられないほどでした。
それでも、海でサーフィンをしている人も見かけました。
(この項、続きます)
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