私が生まれ育った荻窪の町▼に、角川書店創設者が住んでいた、ということは、まったく知りませんでした
それも当然というか、角川源義さんは昭和30年(1955年)から荻窪に住んでいたそうですが、昭和50年(1975年)まで住み続けていました。(その頃には、私は荻窪からは引っ越していました)
その後、平成21年(2009年)になって、杉並区がこの家を整備をして「角川庭園」として開園したというので、私が知らなかったのも当然でした。
ご自宅そのものは、荻窪あたりではよく見かける普通のお屋敷でした。
それでも中には行ってみると、さすがに文学者の家という感じでしたね。
すっきりとした書斎。
左には素敵なお庭が広がっていました。
角川さんは俳人としても有名な方だったのですね。
「花あれば西行の日とおもふべし」という句が飾られていました。
西行の研究家としても実績のある方だったそうです。
こちらは「詩歌室」という名前のお部屋です。
ここは杉並区が区民のために作ったのでしょうか。
句会ができそうなスペースでした。
建物の奥には、お茶室もありました。
市民に貸し出されているようです。
庭に咲いている花の写真。
四季の草花が楽しめるようになっていました。
この時はボケの花がきれいでした。
「角川」というと、息子の角川春樹さんのイメージが強いのですが、お父さんもすごい人だったのですね。
角川文庫の経営だけでなく、国文学としても有名な方だったのでした。
この方が亡くなった後に、角川の営業方針が変化したのでした。
ちなみに、私が現在住んでいるところのすぐ近くには、角川大映映画のスタジオがあります。
角川は、書籍だけではなく、映画やゲームなどいろいろ手広く活動していますね。
(この項、続きます)
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