2020年3月29日日曜日

熱海散歩 2.来宮神社

ちょうど1週間前の出来事です。
いまは家にこもって、コロナウィルスに感染しないようにしています。

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さて、熱海から来宮までやってきました。
来宮駅から数分歩いたところにあるのが、来宮神社▼です。


なんと坂上田村麻呂が、ここで戦勝祈願を行ったとかの由緒ある神社でした。
竹に覆われた参道を歩くのは、地元の着物友だちのTさんです。


なかなか立派な本殿でした。


また来宮神社は若い人向けにいろいろと工夫をしていました。
こんな可愛いイラストのチラシを用意していたり、


インスタグラムの枠があったり、


落ち葉でハートを作っていたり、


Wifiも使えるようになっていました。
また写真には写しませんでしたが、自撮り用に、スマホを固定する台まで用意されていました。

境内にはお洒落なカフェもありましたね。
観光客を重視しているのが、よく分かります。
まぁ、それも現代においては悪いとは思えませんが。


ところで「来宮神社」はもともとは「木宮神社」と書かれていたそうです。
というのも、「木」に宿る神々をお祀りする神社だったからだそうです。

こちらにある楠は天然記念物だそうで、樹齢2000年と言われる巨樹です。
周囲は24メートルほど、高さは26メートルほどあるのだとか。
単に大きいというよりも、神秘的な迫力がありましたね。


この木の周りを一周すると、寿命が1年延び、
心に願いを秘めながら一周すると、その願いが叶うという伝説があるそうです。

あまりにでかすぎて、写真を見ても、何だか分からないほどですね。


境内には、熱海で95歳で亡くなった徳富蘇峰(とくとみそほう)の業績を顕彰して立てられた碑がありました。
徳富蘇峰は、明治・大正・昭和にかけて活躍した思想家です。
この碑には、昨年亡くなった元内閣総理大臣・中曽根康弘の書が刻まれていました。


来宮神社がどうして若者で賑わうのか、その理由はよく分かりませんが、「縁結び」というのが若い人に受けるのでしょうか。


この後、来宮駅に戻ってタクシーをつかまえて、次の目的地である起雲閣まで行きました。

(この項、続きます)

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