2020年3月30日月曜日

熱海散歩 3.起雲閣へ

この記事は、2020年3月21日の話です。
その日は3連休の中日で、お天気も良く、外出して、思いがけず多くの人に出会いました。
その後、10日経ちましたが、今のところコロナウィルスには感染していない様子です。
それでも多少の不安は残ります。

******

今回の熱海散策に行ってみたいと思ったのは、「起雲閣」▼が予定に入っていたからです。
これまで、熱海に行く予定があっても、ここはパスしてしまうことが多かったのです。
それで今回は是非、実現させたいと思いました。


起雲閣は、大正8年(1919年)に、内田信也という人の別荘として作られました。
この人は、船舶業の成金だった人だそうですが、政治家としても活躍したそうです。

その後、大正14年(1925年)には、鉄道王(東武鉄道社長など)の根津嘉一郎に渡り、「根津熱海別邸」として、洋館や庭園が整備されました。この方は根津美術館の創設者としても有名な方ですね。

戦後の昭和22年(1947年)には桜井兵五郎という人が、旅館「起雲閣」として開業するようになりました。
そこには山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治といった日本の代表的作家が利用していました。
そして彼らがここに宿泊して、数多くの作品を執筆したということです。

その後、平成12年(2000年)に、熱海市のものとなり、現在では一般公開されています。


中に入って見学をスタートしました。


とにかく豪華で広くて素晴らしいところでした。
お金持ちのスケールの大きさに驚きました。

洋風応接間。


和風庭園。


お庭には、ちょうど桜がきれいに咲いていました。


ローマ式風呂なんてのもありました。


天井も素晴らしい。


かつて文豪たちが宿泊した部屋。


どこも絵になりましたね。


ということで、素敵な背景をバックに、みんなでお互いにスマホ撮影大会となりました。

玄関にて。


 暖炉の前で。


窓際にて。


桜の木の下で。


こちらは、アンティーク家具の鏡で自撮り。


ということで、みんなは豪華な建物に満足して、熱海駅まで向かったのでした。


(この項、続きます)


0 件のコメント:

コメントを投稿

最近、匿名さんからのコメントが多くなってきました。確認の設定をいたしましたので、ご協力よろしくお願いいたします。
「私はロボットではありません」にチエックを入れてください。
また、スマホでご覧の方は、「ウェブバージョンに表示」とすると、コメントを入力できるような仕組みになっています。by としちゃん