コロナによる自粛生活のため、普段はあまりしなかったことを試みています。
読書も、いつもとは違う傾向の本を選んでみたりしています。
こちらの「高校生と考える 日本の論点2020-2030」は、新聞の書評欄で見て、面白そうだと思い、ネットで注文してみました。
この本は桐光学園という高校に、さまざまな著名人が訪問して、そこで講義をしたものをまとめたものです。
哲学、政治学、社会学、文学、芸術など様々な分野で活躍している人が訪問しています。
ずっと長いこと訪問しているシリーズものだそうで、今回で13冊目だそうです。
「最先端で活躍する講師陣による、超豪華講義録最新版!」というのが売りのようです。
作家の沢木耕太郎さん、俳句の夏井いつきさん、社会学者の水無田気流さんなど20人が、分かりやすい言葉で高校生に語り掛けています。
中でも、読みたかったのは、出口治明さんという方の「いま、何をまなぶべきか」という話でした。
この方は、元は生命保険会社の社長さんでしたが、現在は立命館アジア太平洋大学の学長さんで、けっこうおもしろい方なのです。
たまたま以前、大分にバス旅行に行った時、ガイドさんが「あちらに見えるのは立命館大学です」と説明があり、どうして九州に立命館があるのか不思議に思っていて、その後、なかなかユニークな教育をしている大学であり、学長も面白い方だと知ったのです。
今の日本は、政治でも経済でも文化でも、老害がはびこっているところが多くあると思います。
それを打破するのは、やはり若い力ですね。
できれば私も高校生くらいに戻って、人生をやり直したいという気持ちもあります。
せめて、この本を読んで、あまりババ臭くならないようにしたいですね。
もう一冊は、本というよりも、ドリルです。
なんと小学4・5・6年生向けの「数独」(SUDOKU)です。
全部で100問ほどありますが、初めの方はさすがに易しすぎて、スイスイと解いていましたが、だんだんと進むにつれて、侮れない問題もでてきましたよ。
「思考力・集中力を養う」ということですが、確かにこれをやっていると、他のことは考えるヒマはありませんね。
全部クリアーしたら、こんどは中学生向けにアップしようかな。
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「一日一句」
ツツジ咲き午後の読書で新世界
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