先月、初めて「源氏物語を楽しむ会」をオンラインで▼やってみました。
その時は、メンバーがうまく繋がったことだけが嬉しくて、おしゃべりをして、内容には入らないまま、終了してしまいました。
今月は、リアルな会のように、原文と現代文を交互に読み進めていくことにトライしてみました。
「メッセンジャー」のグループでのビデオ通話機能を使いました。
最初は、どういうわけか、金属のような雑音が入ってしまって、音声がきれいに聞こえないので、もう一度やってみました。
それでもダメで、どうしようかと思いましたが、ダメモトで、今度は発信者を替えてやってみたところ、うまくきれいな音声と画像が出てきました。
それで「蓬生」の巻を、4人で交代しながら読み進めていきました。
この巻は、かつて契ったことのあるおブスな末摘花(すえつむはな)という女性(赤鼻で恥ずかしがり屋のお姫様)のところに、光源氏が遊びに行く、というシチュエーションのところです。
原文でよく分からないところは、参考書などを頼りにしていくのは、リアルの会と同じですが、音声に時差があるので、顔と顔を突き合わせているときにようには行きませんでしたが、それでもお互いの声と顔が見えて良かったです。
そして今回はもう少し進化することができました。
それはメッセンジャーを使っている間にも、写真機能が使えたことです。
写真には2種類あり、いわゆるスクリーンショット機能と、普通のカメラ機能です。
スクリーンショットはこんな感じで、グループメンバーの顔が写ります。
それぞれは、この画面を見ながら、お話をしています。
普通のカメラは、こんな感じです。
こちらは参考書で「寝殿造り」が説明されているところの写真です。
「鑓水」(やりみず)についての文章があったので、その説明を探して、カメラに収めたのです。
そしてこれらの写真を、写した人から、グループへ送信する作業もやってみました。
なるほどね、メッセンジャーにもいろいろな機能があるのですね。
こちらはおまけの写真ですが、原文に出てきた「指貫」(さしぬき)の図です。
ブカッとした短い袴のようなものです。普段着だそうです。
光源氏も、リラックスした姿で出かけた様子が分かります。
まぁ、なんとかオンラインでも集まることができて、良かったです。
ただし、リアルの会を知っているという土台があるからこそ、うまくできるのであって、これが全く見ず知らずの人同士だったら、どうなのでしょうね。
今の新入生(大学でも高校、あるいは会社でも)にとって、初めからすべてオンラインというのは、大変かもしれませんね。
次の会は6月開催予定ですが、その時にはコロナ騒動も一段落して、みなさんと会場でお目にかかることができるでしょうか。
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この日の装い。
30℃近くになるというので、気楽な木綿着物(浴衣?)を素肌の上に着ました。
これは数年前に亡くなった叔母の手作り品です。
小花模様が、ワンピース感覚で着られます。
帯は南国風のものにしました。
このところ、ずっと洋服で気楽にすごしていますが、たまに着物を着てみるのも、メリハリがついて良いものです。
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「一日一句」
初夏となり光源氏もリラックス
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