先日、地元の着物友だちのEさんに誘われて、下町方面へお出かけしてきました。
名付けて「深川下町人情ツアー」です。深川は浅草より少し南に位置するところにあり、江戸の庶民の文化の中心地でした。慶長年間に深川八郎右衛門によって開拓されたので、「深川」と呼ばれるようになったそうです。
今回は、江東区で生まれ育ったMさんが、スペシャルガイドとして深川界隈の下町を案内して下さいました。
まずは地下鉄の門前仲町近くにある着物屋さんへ。
店内にはずらりと着物や帯、反物、和装小物が並んでいました。
ご近所の常連さんも集まって来て、和気あいあいとお買い物をされていました。
この日は特別セールということで、福引がありました。
私が引いた三角くじには「あたり」という文字が書かれていました。和装小物の棚から自分で好きなものを選んでよい、というのでこちらの茶筒を選びました。もちろん、中にはお茶が入っていましたよ。鮮やかな緑が素敵ですよね。それにしても着物屋さんの景品で、お茶が当たるなんて、珍しいですね。
こちらのお店は、道路の向かいには袋物や小物を扱うお店、またお隣には洋装品を扱うお店と、幅広く展開していました。着るもの、履くものなど、すべてここで揃ってしまうのでした。
私はこういう着物のイベントの時は、いつもなら何かしら掘り出し物を見つけるのですが、最近のコロナ禍のため、着物を着る機会も減ったので、着物に合わせる帯や、小物もすぐに思い浮かびませんでした。やはりしょっちゅう着ていないと、眼が白黒して何を選んでよいのか、ドギマギしてしまいますね。
その後はリサイクル着物屋さんへ。店内には、単衣や袷、男物、襦袢、帯などが所狭しと並んでいました。
とてもお安くて、気に入った柄の着物もありましたが、丈が長すぎて断念しました。ご一緒したEさんは、なかなか良いお買い物をしたようですよ。
ということでテンションも上がり、Mさんの案内で深川探索に出発したのでした。
では、続きはまたね。
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「一日一句」
天高し人情熱き下町へ
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