深大寺というと、神代植物公園が有名ですが、そのすぐ近くに付属の「水生植物公園」があります。ここは入園が無料で、植物園よりももっと自然が楽しめるところです。
前回、6月に行った時▼は、ちょうどアヤメの季節でしたが、今回は見事な彼岸花が見られました。
あちこちに群れをなして咲いていた真っ赤な彼岸花。
白い彼岸花も咲いていました。
これで、もう一生分の彼岸花を眺めたような気分になりました。
そして今回は、水生植物公園の中にある深大寺城跡にも足を伸ばしてみました。
今は城の跡は何も見えません。
深大寺城は、戦国時代前期に、関東の覇権を争う小田原北条氏と、扇谷上杉氏の攻防の中で、扇谷上杉氏が造営した城跡だそうです。大永4年(1524年)、北条氏方の城に対抗して、「深大寺のふるき郭」を再興したものだそうです。その後、深大寺城の軍事的意義がなくなり、廃城となったのだとか。
ここは標高約50メートルの台地にあり、平山城です。なんと国の指定史跡だそうです。土塁などの跡も見えるのだそうです。
そして城跡の近くには、広々とした広場がありました。
ここはお城と関係があるのでしょうか。
とても大きな木がありました。下に座っている人と比べると、その大きさが分かると思います。なんの木かな。
近くには白い蕎麦の花が咲いていました。
彼岸花の赤い花ばかり眺めていたので、白い素朴な花がかえって新鮮に見えました。
こちらのススキのお化けのようなのは、ムラサキシロガネヨシと言うのだそうです。とても背が高かったですよ。
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「一日一句」
落ち葉踏む戦国時代の夢の跡
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