私は長いこと京王線沿線に住んでいます。沿線には「聖蹟桜ヶ丘」という駅があり、デパートなどもあり、賑やかな地域です。
ただどうして「聖蹟」という名前なのか、ずっと不思議に思っていました。ひょっとすると、弘法太師が来たことがあるのか、なんて思っていました。
その理由を尋ねに、先日、聖蹟桜ヶ丘まで出かけてきました。
事前に、カンカンのブログ▼で、ここは明治天皇ゆかりのところだという知識は得ていました。
京王相模原線の永山駅から、聖蹟桜ヶ丘行きのバスに乗って行くことにしました。
この辺りは小高い丘になっていて、気持ちの良い景色が眺められました。
「桜ヶ丘公園」は都立の公園でした。かなり広い敷地です。お隣はゴルフコースになっていました。名前の通り桜の木も多く、春のお花見シーズンはさぞ美しいところだろうと思いました。
明治天皇は兎狩がお好きだったようで、この辺りは狩猟場だったのです。生前、4回に渡って、ここを訪れたのだとか。また鮎漁も楽しまれたそうです。
それで、明治天皇が行幸されたので、「聖蹟」桜ヶ丘という名前が付いたのですね。
公園内は、丘の上から下まで結構アップダウンがありました。
公園の東側から西側まで、松王山というハイキングコースのようなところを歩きました。東側は高く、西側が低くなっていたので、下りのコースでしたので良かったのですが、反対だったら、けっこうきつかったかもしれません。
公園内は、紅葉がとてもきれいでした。
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