2020年12月12日土曜日

母のホームへ

母は近所のグループホームにもう10年以上住みついています。スタッフの方にはとてもよくお世話をしていただいています。

うちからは自転車で数分のところなので、私も以前は気軽に会いに行っていました。買い物の途中などにもふらっと寄ることができました。

ところがコロナ禍の現在は、予約しないと訪問できません。それも1回一人のみ、15分間という制限があります。

ホームへの途中で写した写真です。

通りすがりのおうちで咲いていた真っ赤な薔薇。とてもきれいでした。


空もとてもきれいでした。


道の向かい側には、なんとカンナがまだ咲いていました。夏の花なのにね。

これは何でしたっけ? ドウダンツツジだったかしら。


母はヘルパーさんに連れられて、ホームのロビーまで、車椅子に乗ってやってきました。
お互いにマスクをしているせいか、なかなか話がはずみません。
私のことを分かってはいるのでしょうけれど、母はあまり言葉も出ませんでした。
会話がないと、なんだか間が持てないですね。
それでもこの年になっても、寝たきりになっていないだけ、幸せなのでしょうか。

制限時間が終了したので母と分かれて、駅前のパルコまで出かけました。


ここの中にある呉服屋さんで、着物友だちのSさんが販売のお仕事をしていたので、寄ってみました。
やはり知り合いとおしゃべりできるのは、嬉しいですね。

お店に展示されている素敵な帯を見せていただきました。京都の老舗の帯だそうです。とてもゴージャスなのに、可愛らしくて、軽い帯でした。色も模様も素敵。


店員さんに、着物とのコーディネートも見せていただきました。
美しいものに出会えて、楽しくなりました。

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「一日一句」

コロナ禍でマスクの母の目がしぼむ


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