先日は、今年最後の三味線のお稽古でした。
いつもは先生と1対1でのお稽古ですが、この日はグループ稽古でした。
今回は、一つの曲の本手(メインのメロディー)と、替え手(サブ)を合わせて弾くスタイルのお稽古でした。両方がうまく合うと、とても素敵な曲になりますが、なかなかリズムが合わなくて、難しいものです。いつもと違ったお稽古ですが、いろいろなスタイルでのお稽古も勉強になります。
お稽古が終わってから、地元の和楽器屋さん大西楽器店▼にお邪魔しました。
こちらのお店の女将さんは、かつて私が地元のFM番組をしていたとき、ゲスト出演でインタビューに登場していただいてからのお付き合いです。
2020年の秋に、今の場所に引っ越しされました。駅から近くて分かりやすい場所にあります。
お店の中の建具などは、すべてご主人の手作りなのだとか。すごいですね。収納などがとても工夫されていて、コンパクトにまとまっているお店です。
壁面に三味線が吊るしてあり、素敵なインテリアになっていました。
こちらでは三味線やお筝のお教室もされています。
私がお邪魔したのは、三味線のメンテナンスをしてもらうためでした。
先生のお弟子さんが使っていたという三味線を入手したのですが、ちょっと直してもらうところがあり、調整をお願いしました。その場で直していただけるので、助かります。
その後、ついでといういことで、三味線のお色直しもしていただきました。
この三味線は、これまでは男性が使っていたので、渋い色合いでした。
こちらの胴掛けも渋くて良かったのですが、ちょっと可愛らしく、水色と朱色の女性向きな装飾にしていただきました。
この三味線、格安で譲っていただいたのですが、実はとても良い品だそうです。見る人が見れば分かるという代物でした。もちろん、良い音がします。
きれいにしていただいて、ありがとうございました。しっかりとお稽古せねば。
浮世絵のカレンダーまでいただいてきました。
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この日の装い。
最後のお稽古なので、着物で行くことにしました。普段はジーンズですが。
帯は、着物を着初めてすぐの頃に、京都のさとさんからいただいた、龍村の帯です。
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「一日一句」
年の瀬の 音を繋ぐや 口三味線
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