2021年2月13日土曜日

1年ぶりのお芝居鑑賞

このところ、都心にはほとんど出かけず、近所を散歩するくらいの毎日でした。

そんな時、たまたま新橋演舞場から招待券が届きました。

コロナ禍になって以来、お芝居や歌舞伎、演奏会、映画などにはまったく行っていませんでした。

劇場まで足を運び、お芝居を最後に見たのは、去年2月の「八墓村」▼でした。つまり1年ぶりです。

不要不急の用事なので、行こうかどうかと迷いましたが、マスクを二重にして外出しました。

シルバーパスを利用したのも、久しぶりでした。

出し物は渡辺えりさん主演の「お染与太郎珍道中」。お染と与太郎の偽夫婦が、東海道を江戸から京都へ向かう珍道中のお話です。

他には八嶋智人、太川陽介、西岡徳馬、宇梶剛士などが出演していました。

座席は市松に座るのだと思っていましたが、二人が並んで座る席も用意されていました。

平均すると、4割くらいの入りだったでしょうか。

どたばた喜劇でした。

えりさんのサービス精神満載のお芝居と歌が披露されましたが、なんだか余計な筋が多くて、あまり楽しめる内容ではありませんでした。

このお芝居、初演は昭和54年(1979年)で、その時の主演は三木のり平さんだったとか。

第一部が90分、その後休憩が30分、第二部が60分の合計3時間のものでしたが、休憩時間は飲食が一切禁止でした。

水筒を持参していたので、お茶だけは飲めましたが、休憩時間には何も食べられませんでした。レストランも休業していたし。

お芝居もあまり面白くないし、長時間、他人様と同じ空間にいるのが苦痛になって、途中で退席してしまいました。

こんなこと、初めてでした。

コロナのためか、なんだか芯から楽しめる雰囲気にはなれませんでした。

役者さんや関係者の方には申し訳なかったですけど、安心して楽しめる日がくるまで、劇場には行かないかもしれません。

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この日の装い。

たんすやさんのセールで格安に買った(たぶん1000円)、ピンクの小紋。


最近、スマホやタブレットを立てられるスタンドを購入したので、それで自撮りで写しています。

帯は、着物交換会で、着物友だちのKさんから譲っていただいたもの。

外出した時は、大昔の茶羽織風コートを羽織っていました。

叔母が着ていたモノですが、たぶん半世紀くらい昔のものだと思います。

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「一日一句」

春浅し 昔の茶羽織 役に立つ


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