2021年3月21日日曜日

東日本橋 町歩き

私は町を歩くのが大好き。山に登るよりも、町中を歩く方がずっと好きです。

それも誰でも知っている有名なところよりも、それほど知られていない場所で、意外なことやものを発見するのが好きです。

そして歩いている最中に、文学の舞台に出会えたり、面白そうな着物屋さんに出会えたら、もっと嬉しいと思うのです。

先日は、中央区東日本橋辺りを歩きました。

まずは地下鉄の浜町で下車。

こちらは、駅のすぐ近くにある明治座の敷地内にある神社です。笠間出世稲荷神社というそうです。


ここの近くに有名な和風カフェがあるというのでグルグルと歩き回り、探してみましたが、なんとこの神社の正面にありました。近すぎて分かりませんでした。
ところが、緊急事態宣言の最中でしたので、そのお店はお休みでした。残念。
最近、食べ物屋さんに関しては、ハズレが多いですね。

その後、明治座近くの貸しホールで、たんすやさんのイベントがあったので、行ってみました。


たんすやさんは、運営会社が変わったため、それまで有楽町の東京交通会館でイベントを開いていましたが、今回はちょっと駅から歩くところにあり、目立たないホールでしたので、探してしまいました。

いろいろ着物や帯が展示されていましたが、あまりピンとくるものがなく、こちらのワンコインの帯締めを買っただけでした。

この近くには、江戸時代の国学者・賀茂真淵の住居跡もあります。「万葉集」や「古事記」の研究をした人ですね。

その後は地下鉄の浜町駅まで戻りました。

実は娘のつとめる会社が近くにあるので、ちょっと行ってみました。この日は日曜なので、会社はお休みなのは分かっていましたが、ちょっと懐かしくなったのです。


というのも、娘がこの会社に入社が決まった頃、たまたま娘と一緒に清澄庭園に行ったので、その後に会社を見てきたのです。それが今からもう15年前のことです。娘も15年、会社勤めをしているとは信じられませんね。

その後は清洲橋通りを東日本橋の方面に北上して歩きました。

こんなポスターを見かけました。

北斎美術館で開催中というので、行ってみたいと思いました。

こちらのビル、窓に大きく「源氏物語」とありましたが、何のお店でしょうね。ちょっと気になりました。こういうものを見つけると、楽しくなりますね。

この辺り、着物の問屋さんが多いところです。平日はきっと多くの会社員が歩いているところでしょう。

通りからは、スカイツリーも見えました。

目的の問屋さんに入って、そこの一角で、リサイクル着物を扱っているFB友達のHさんのお店に行きました。

ちょっと覗いてみるだけのつもりでしたが、素敵な着物に出会ってしまいました。Hさんがいろいろな色の帯を合わせてくれましたが、どんな帯にも合うということが分かりました。

柳色の無地の紬です。良い出会いだと思って、いただいてきました。

着てみるとこんな感じ。

町歩きもできたし、素敵な着物も手にはいって、よい日曜日でした。

この日の歩数は約1万歩でした。

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この日の装い。

ネットで購入したリサイクルの白っぽい紬。


帯は黒×シルバーのポリエステル。

実はお太鼓のところに、大きな猫の模様が入っているのですが、私は動物の帯はあまり好きでないので、たれと手先を反対にして、猫は隠して使っています。

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「一日一句」

袷着て 散歩で一句 作れたら 


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