2021年4月27日火曜日

玉川上水を歩く その10 緑道の風景七変化(三鷹台~三鷹)

今回のレポートですが、歩いた個所は「玉川上水を歩く その9」▼と同じ場所になります。緊急事態宣言が発令される前に散策しました。

この緑道は、いろいろな顔を持っていました。単に緑が多い道というだけではなく、いろいろな風景が次々に変化して現れ、歩いていても飽きない緑道でした。

そうそう、太宰治が入水したところも、この辺りですね。石碑があるということでしたが、気づきませんでした。遺体が井の頭公園近くの万助橋のところを流れて行ったという話を聞いたことがあります。

こちらは農家のある風景。収穫した農作物を売っている農家がありました。その農作物を買うのが目当てで散歩している人も見かけました。

少し行くと、途中に明星(みょうじょう)学園の校舎がありました。明星(めいせい)学園という学校も府中市にあり、ちょっと紛らわしいですね。

緑道は土の色もさまざまで、こちらは赤土でした。強い風が吹くと、土が舞っていました。雨が降ったらぬかるみになって大変そうです。


途中で井の頭公園を通りました。1917(大正6)年5月1日に開園された日本で最初の郊外公園だそうです。そこにある井の頭池は、花見やデートの場として有名です。

ここを右へ行くと吉祥寺に着きます。左へ行くと三鷹です。井の頭公園は、ちょうど二つの駅の真ん中あたりになります。

ここは本当に自然の宝庫でした。川の流れが、さやさやと聞こえている道でした。

杉並木の道です。まるで江戸時代の街道を歩いているような気分になれました。


この日はとてもよく晴れた日で、青空に面白い形の雲が見られました。

こちらは2年前に来たこともある「山本有三記念館」▼です。戦前のお洒落な洋館です。

高級そうな住宅が並ぶ「風の散歩道」です。この道は名前のとおり、風の吹き抜けが良すぎて、歩いていると風が体にぶつかって大変でした。

だいぶ三鷹駅に近づいてきました。高いビルや商業施設が並んでいる地域です。


三鷹駅もすぐそこになりました。あと200メートルです。がんばれ。

駅まで辿り着き、三鷹駅からは、バスに乗って調布まで戻りました。

≪2021年4月21日≫

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「一日一句」

風浴びて 歴史を辿る 散歩道



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