2021年4月2日金曜日

久しぶりの三味線のお稽古

東京ではずっとコロナの緊急事態宣言が続いていましたが、ようやく解除されて、去年の末のお稽古以来、3ヶ月ぶりの三味線のお稽古がありました。

この間、先生はじめ、他のお弟子さんたちもお元気だったようで、何よりでした。

「秋の色種」という曲を3か月ぶりに復讐しましたが、先生からは「滑らかさが足りない」とのこと。休符をきちんとしながら、それでも流れるように弾く、というのは難しいですね。

ちなみにこの曲は、南部侯の未亡人が、亡き夫を偲んで作った曲だそうですが、それがお屋敷の新築祝いで初披露されたというのです。ちょっとその辺りの理由が分かりませんが。琴の音色の様な演奏があり、美しくて、しっとりとした曲です。でも本調子→二上り→三下がりと、お調子が変わるので、音の調整が微妙に大変な曲です。

そうそう、いつの間にか、我が家では三味線が4丁になってしまったので、先生に引き取っていただくことにしました。先生は一度に10人、20人という生徒さんを教えることがあるので、三味線はたくさん必要なようです。


母が使っていたのか、あるいは伯母が使っていたのか分かりませんが、古い三味線がお役に立ってくれれば幸いです。

今後の三味線のお稽古ですが、コロナ禍のため、今までのような形式の発表会はできなくなりそうです。
それでも何か目標が欲しいので、これからはちょっと様子を変えて、内輪だけの練習成果会(?)のようなことが予定されています。

また私を含めたシニアグループの合同稽古も続けていただけるので、それも張り合いがありますね。

こちらはもう咲いていた豪華な牡丹。
「花札」では牡丹はたしか6月でしたよね。
連休前にこんなに咲いてしまって、良いのでしょうか?

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「一日一句」

三味線の稽古に励む春の宵



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