2021年4月21日水曜日

玉川上水を歩く その5(明大前~上北沢)

「玉川上水を歩く その3」▼の続きです。

前回に続いて、また京王線の明大前駅で降りて、西の方へ進みました。この歩道橋を渡るのは何回目でしょう。


この道は3月に「墓地でお花見」▼をした時に通った甲州街道です。
写真は、築地本願寺和田堀廟所の入り口です。


築地本願寺を過ぎると、「杉並区立玉川上水永泉寺緑地」という緑道が見えました。

この辺りの地域は、お寺さんが多いところでした。

道の左側には甲州街道が続き、その上には高速道路が走っている緑道です。


高速道路を車で走っている人は、まさかその下に、こんな緑道があるとは思いもしないでしょうね。

「上水」の看板が見えてきました。この道なら安全です。


と思いながら歩いていたら、草履がぬかるみに入り、足を取られて、スッテーンと滑ってしまいました。
それでもポリの着物だったので、公園にあった水道で汚れを落としました。
足袋はダメになってしまいましたが。

転んでもめげずに、立ち上がったところです。


この緑道は桜はすでに終わってしまいましたが、紫陽花がたくさん植えられていました。
あともう少ししたら、きれいな紫の花が見られると思います。

玉川上水の跡地は、甲州街道にほぼ沿って、児童遊園として利用されていました。


子供用の遊具がたくさんありました。動物の形をしたものが多くありました。

ブタ、カバ、キリン、カメ、ゾウ、パンダなどは分かりましたが、なんの動物だか分からないものもありました。子供たちはその動物に腰をかけて、元気に遊んでいました。

ところどころ途切れてはいますが、この緑地はおよそ2キロ位続いていたと思います。

そしてこの細長い公園の両脇には、お寺さんが多くあるのが特徴的でした。


「ペットと一緒に入れるお墓」というのもありました。お寺さんも特徴を売り出して、差別化を狙っているのですね。

こちらは途中にあった「小菊橋」という橋でしたが、レンガが可愛い橋ですね。


かつて大正時代にはこの近くに娯楽庭園があり、そのために作られた橋だそうです。

このあたりは「玉川上水第二公園」ということですが、第一公園はどこにあるのかな。


この公園では、メジロやヒヨドリが見られるそうです。美しい看板がありました。


なんとショウブがもう咲いていましたよ。

この日は風がちょっと強かったのですが、お天気も良く、よい散歩日和でした。

途中で京王線に戻ろうかと思いましたが、結局、明大前、下高井戸、桜上水、上北沢と3駅分歩いてしまいました。

「上北沢駅入り口」の標識が見えました。


そこから小さな商店街を通って、京王線の上北沢駅に到着。そして電車に乗って戻りました。


今回歩いたところは、ずっと杉並区内だったと思います。
およそ7,000歩のお散歩でした。

《2021年4月18日》

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この日の装い。

小花模様のポリ着物。転んでぬかるみに足を取られて汚れても平気でした。


帯は叔母が使っていた緑と黄色の両面帯。今回は緑面を出しました。

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「一日一句」

緑蔭でゾウ・カバ・キリンと遊ぶ子ら


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