2021年4月12日月曜日

MOMATコレクション「春まつり」

先日、竹橋にある東京国立近代美術館に行ってきました。

コロナ禍のため、あまり都心には行きたくないのですが、この美術館ならそれほど混雑はしていないだろうと思って出かけました。


「あやしい絵」の展覧会も開催中でしたが、ちょっと怖そうなので私はパスしました。


私が見たのは「MOMATコレクション」です。ここはシニアならば無料で鑑賞できるのです。どこの美術館も入場料が高くなってしまっている昨今、ありがたいですね。


今回は「震災を忘れない」がテーマでしたが、その震災は大正時代の関東大震災と、この前の東日本大震災の両方を意味していました。時の流れを感じます。

フロアによって、明治、大正、昭和、平成と分かれていましたが、いろいろなジャンルの作品が並べられていて、面白かったです。

この展覧会は、何がよいかというと、すべての作品が撮影OKということです。(今回は奈良美智の作品だけは撮影不可でした)

ということで、気に入った作品はバチバチと写してきました。

順不同です。

セザンヌ 「大きな花束」。私は洋画はあまり興味がないのですが、これは良かったです。


安田靫彦「木花之佐久夜毘売」。神話の世界の神秘を感じますね。

東山魁夷「青響」。青緑が素敵でした。

跡見玉枝「桜花図巻」。この方は、跡見女子の創立者のいとこさんだそうです。とても美しい桜が絵巻にたくさん描かれていました。


釜我敏子「染着物」。写真だとその良さが分かりませんが、繊細で淡くて、素敵でした。


岡本太郎「燃える人」。原爆をテーマにした作品です。1955年。


大岩オスカール「ガーデニング(マンハッタン)」。 なんというかとても不思議な感覚の絵画でした。ブラジル生まれの日系人だそうです。

作者名を忘れましたが、こちらの屏風も色合いが素敵でした。



いろいろなジャンルの作品があり、楽しめました。

こちらは「眺めの良い部屋」という作品?

部屋の中に入ってみると、正面にお濠や皇居が見えました。晴れていたので、ガラスの窓の向こうの新緑がとても美しく写っていました。


ここは休憩所のようなところですが、みんな静かにしているので、穏やかで気持ちの良いところでした。大きなガラスに写してみました。


こちらは見終わった後に、前庭で写してもらいました。あまりにブス顔でショックでしたので、隠しておきます。


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この日の装い。

ネットのリサイクル着物店で購入した袷ですが、なんと期間限定で70%引きでしたので、ものすごく安く購入したもの。とはいえ、画面上ではもう少し淡い色だと思っていたのですが、手元に届いたら、抹茶色のようでしたので、ちょっとがっくりしました。それでも八掛けが共布でとても美しいので、仕方ないかな。写真に撮ると、それほど濃い色には見えないですけどね。


帯は数年前に購入した福袋に入っていた綴れ帯です。柿色でかなり目立つのであまり使用したことがありませんでしたが、今回は着物の格子の色と同じだったので、締めてみました。


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「一日一句」

おろしたてお濠眺めて「春まつり」





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