先日、着物友だちのUさんと一緒に、三沢川を歩いてみました。
三沢川は、多摩川水系の支流で、主に川崎市や稲城市を流れる一級河川です。
まずは京王線のよみうりランド駅で待ち合わせをしました。そして河口に向かって歩くことにしました。
Uさんは、この近くで生まれ育っているので、周囲の地形や施設をよくご存知で、歩きながら、風景をいろいろと教えてくれました。
このあたりは、東京都稲城市と川崎市多摩区が混在している地域です。
よみうりランド近くの矢野口橋から、多摩川河口まで、そして多摩川遊歩道を歩いてJRの稲田堤駅まで、時間にして2時間半近く、およそ14,000歩くらい歩いたでしょうか。かなり頑張りました。
地図の青い部分は、三沢川沿いです。ピンクの部分は多摩川沿いと普通の道路です。
ここに架かる橋は、全部で13ありましたが、名無しの橋もありました。
橋の名前が縦書きのものと、横書きのものが混在していたので、分けてみました。
<名称が縦書きの橋>
それでは周囲の風景を順に追ってみます。
「よみうりランド」はコロナのために休園でした。
川の上を走っているのは京王線(都営地下鉄接続)です。この下をくぐりました。
枝垂れエゴノキのようでした。
水位を調節するもののようでした。
電車はいつ通過するか分からないので、写真を撮るのはなかなか難しいのです。
陸橋を通り過ぎた後に、電車が走ってくるのが見えて、焦って振り向いて写したりします。
このあたりは二ヶ領(にかりょう)用水というのが作られていました。これは徳川家康の命令により、小泉次太夫という人が慶長16年(1611年)に完成させたものだそうです。すごく古いのですね。
ちなみにこの用水は、武蔵小杉あたりが始点だそうです。
コンビニがあると、助かりますね。
私はいつもは、向こう側(東京側)から眺めているのですが、今回は川崎からです。
北(上側)が東京の調布市になります。
このあたりは、かつては桜の名所でした。日清戦争の勝利を記念して、250本余りの桜を植えたそうです。その景色は、古賀政男の「丘を越えて」のメロディになったとか。ただし昭和43年に、伐採されてしまったそうです。
Uさんも、小さな舟で多摩川を渡ったことがあるそうです。
Uさん、お付き合いしていただき、ありがとうございました。
≪2021年5月7日≫
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この日の装い。
ちょっとお天気が怪しかったので、ポリの着物です。川をイメージした墨流しの様な模様です。
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