2021年6月21日月曜日

入間川上流端 2(追記あり)

長いこと調布市内に住んでいますが、京王線のつつじヶ丘駅付近から、中仙川という名前の川があるとは、知りませんでした。

地図を眺めていたら、調布市というよりも、三鷹市になるようです。水色の破線があったので、興味を持ったところ、そこは中仙川といって、現在は遊歩道になっているようでした。

ただし、中仙川と、世田ヶ谷あたりを流れる仙川とは関係はないようです。

そして、先日、入間川の上流端を見つけに行った時、中仙川遊歩道も、ついでに歩いてみようと思ったのです。

そのルートです。

京王線のつつじが丘北側を走る甲州街道の脇が、出発地のようでした。

「華屋与兵衛」の所に、それらしき道がありました。

ただ、道が左右に2本あり、どちらの道を選ぶか迷いましたが、勘で右の道を行くことにしました。

細長くて狭い道でしたが、のんびりと歩くにはぴったりな遊歩道です。


最初のあたりは、調布市でしたが、知らぬ間に三鷹市に入ってしまったようです。

遊歩道の両端には、それぞれのおうちで育てている花が、きれいに咲いていました。


車止めもありました。


 道の様子も少しずつ変わってきました。

真っ赤な道もありました。

この遊歩道では、すれ違う人もほとんどいませんでした。

周囲の道路に出るには、高い階段を登らないといけないようでした。すごく急です。

こちらが遊歩道の終点のようです。


同じ道を戻るのはつまらないので、増田やさんというお蕎麦屋さんのところから、「中原京王通り」と書かれた標識のある道を歩いて帰りました。

素敵な住宅街でした。個人のお宅を写すのは、ちょっと気になったので、撮影はしませんでしたが。

しばらく歩いて来ると、また遊歩道の標識がありました。

この道は、今まで歩いてきた遊歩道とは別の道のようで、最初の地点で左に行くところの道だったのです。

こちらの遊歩道は、一般道路からは、かなり低いところを通っていました。深い川だったのかもしれません。


遊歩道から普通の道までは、石段を登りました。

このような落差があるため、このあたりの家では、道路から二階の玄関まで橋が架かっている、という面白い造りになっていました。

この先も面白そうだとは思いましたが、今回は途中で引き返しました。

この後は、つつじヶ丘駅のある甲州街道方向を目指して行きました。

滝坂下の信号です。

そして、ここを渡ったとき、入間川の上流端は、この近くにあるのではないか、と気づいたのでした。

その続きは、こちら▼のブログ。

https://toshiko72.blogspot.com/2021/06/blog-post_18.html?m=1

《2021年6月17日》

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以下、追記です。

入間川上流端と、中仙川遊歩道のつながりがよくわからないまま、ブログをアップしてしまいましたが、このたび「調布の古道、坂道、水路、橋」という資料および地図で以下のことを確認しました。

簡単に書いておきますが、入間川はもともとは深大寺東町8丁目13番地が源だそうです。

その後、南に流れて、三鷹市中原地区に入ります。このあたりはほとんどが暗渠であり、現在は「中仙川遊歩道」と呼ばれています。

その後、調布市の滝坂下まで続き、甲州街道を渡り、京王線の線路を潜って、今度は入間川として南下します。その甲州街道のところに「入間川上流端」がありました。

ということを確認したので、中仙川と入間川は同じ川であると判断します。地域によって呼び方が異なる、ということはよくある話です。

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一日一句

夏至近し 隣の市まで 遊歩道



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