府中用水シリーズ3回目です。
そして飛田給まで来て、ようやく用水の源流につながる場所を見つけることができました。
右手から流れてきた用水が、ここで急に直角に折れるのでした。
地図と照らし合わせると、その高速道路のふもとが源流のようでした。
ところがそこに行く道がありません。用水はぱったりと止まってしまったのでした。
また反対側には「行き止まり」のお知らせが立っていました。
仕方なく用水際を歩くのは諦めて、少し離れた道を歩いていきました。
ところがその道を選んだのが失敗でした。気がつくと、府中市の看板が立っていました。お隣の市に入ってしまったのでした。
とはいえ、引き返すのもめんどうなので、どんどん歩いていくと、府中の押立文化センターまで来てしまいました。
これはさすがにまずいと思い、近くを歩いていた小学生に飛田給駅までの道を尋ねました。
すると、コンビニのところにあるトンネルをくぐって右に行くと、飛田給駅に行けます、とのこと。とてもしっかりとした女の子でした。
そして彼女の言う通り、こちらの高速道路の下にあるトンネルをくぐりました。
ここまでくれば、なんとか分かります。
というのも、この近くには都立府中東高校というのがあり、私の娘はここに通学していたので、私も何回か来たことのある場所だったのです。
そして飛田給駅を目指しました。
駅までの途中には、「飛田給緑道」という小道もありました。とても興味深かったのですが、今回は諦めました。
またこういう車止めがある細い道もあり、そこも行ってみたかったのですが、それも次回に行くことにしましょう。
このあたりは、かつては網の目のように、いくつもの用水があったのかもしれません。
ということでなんとか京王線の飛田給駅までたどり着きました。
今回のルートは、オレンジ色の部分です。だいぶ大廻りしてしまいました。
後で考えてみると、中央高速道路の下のどこかに源泉があったはずです。通り過ぎてしまい残念なことでした。
次の機会の宿題としておきましょう。
《2021年6月24日》
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一日一句
迷っても 行き着くところに ガクアジサイ
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