先月、「着物でサルサ」というズームのイベントに参加しました。多くの方と着物でサルサ(中南米のダンス)を踊りました
その参加者の中に、Eさんという方がいらっしゃいました。お花や古典芸術鑑賞などの趣味をお持ちの方でした。
そのEさんがfacebookで紹介されていたのが、こちらの「下鴨アンティーク」です。
白川紺子さんという作家さんのライトノベルです。
「アンティーク着物の謎を源氏物語で解く小説」というような紹介をされていました。
それで私も興味を持ち、図書館に希望を出していたところ、すぐに手元にやってきました。
まだ全部読んでいませんが、京都に住む鹿乃さんという女子高生と、彼女の家に居候している古典文学の研究者とのお話です。
彼女はおばあさんが残したアンティーク着物に興味を持ち、着物を楽しんでいます。
たとえば白黒の市松格子の紬に、黒猫の染帯。帯締めは紅白の市松模様、白の絞りの帯揚げ、赤い半襟、といったスタイルで、これは「鏡の国のアリス」がテーマなんだそうです。
そんな彼女の目の前に、御所車の絵柄の着物が登場します。
そんな導入で始まるストーリーです。
源氏物語の中の、葵の上と六条御息所の車争いも引き合いに出されていて、スイスイと読めそうです。
Eさん、面白い小説を紹介していただいて、ありがとうございました。
またこんなご縁を作っていただいた川越の着物サルコのみなさま、ラテンダンスの先生、どうもありがとうございました。
ちなみにこの「下鴨アンティーク」は全部で8巻あるので、まだまだ楽しめそうですね。
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一日一句
これもあり 浴衣でダンス 縁結び
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