「源氏物語を楽しむ会」は 、これまで月1回のペースで開催していましたが、コロナ禍で他のイベントや観劇などにも出かける機会が少ない、ということで、会場の予約が取れた場合には、月2回くらいやってみようということになりました。
今回はメンバーも揃ったので、9月の第1回目を開催しました。
消毒もバッチリ、間隔をとってやっています。
いつものことながら、スタートして小一時間くらいは世間話に話が咲きました。だいぶ昔の大河ドラマや時代劇の話になり、懐かしい俳優さんの名前が飛び交いました。
私は今の大河ドラマ「青天を衝け!」で土方歳三役を演じている町田啓太という人がかっこいいと思っていますが、昔は、栗塚旭が印象的でしたね。その後の大河ドラマ「新選組!」では山本耕史の土方もすてきでした。
今の若い人はご存知ないだろう俳優さんの話は楽しいものです。
さて、源氏物語の方ですが、私達の間では、光源氏はあまり人気がありません。特に今回のところは、付き合った女性たちのことを奥さんに話してしまう場面なので、「女心を理解しない鈍感な男」という評価ばかりです。
こちらは漫画「あさきゆめみし」でのその場面です。
何故に、彼はいろいろなタイプの女性を求めて、フラフラしたのだろうということに対して、メンバーのKさんは「彼は小さい頃に母親を亡くして、その母親に似ていた若い義母に恋心をいだき、そして彼女が亡くなってからはその彼女の姪を奥さんにした。つまり元はマザコンではないか」という結論を出していました。
私もそのとおりだと思いますが、まったく困ったちゃんですね。そして年老いてからは、高貴な正妻に裏切られ、別の男の子供を自分の子供として育てるハメになるのです。
若い頃の過ちが、年をとってから我が身にふりかかるのです。
そんな物語を作り出した紫式部という人は、男に恨みがあったのでしょうか?
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