現在は池袋にお店のある着物屋さん「ゆめこもん」さんがまだ吉祥寺にあったころ、一目惚れした半幅帯がありました。
こちらです。
名古屋で着物や帯、草履などを制作販売している「Berry工房」さんの帯でした。
マネキンが締めていたのですが、それをはずしてもらって、いただいてきました。
色と柄がとても素敵でした。
裏は地味な千鳥格子。
ところが気に入って買ったは良いけれど、それほど出番はありませんでした。
というのも、長さが4メートル12センチほどあり、長くて、私には手に負えなかったのでした。
今回、着付け師Aさんのfacrbook中継で「長い半幅帯にはちょうどよい結び方」というので、トライしてみました。
着物はまだ夏のものです。
「角出し風二筋太鼓」というのだそうです。
角出しというのは、銀座結びとも呼ばれることがあるようですが、ちょっと粋な結び方で、普通は名古屋帯が使用されるのですが、それを半幅帯でやるところがミソ。
そして二筋というのは、半幅を二枚重ねるので、二筋という訳のようです。
真似をしてみました。
手順を簡単に説明すると、同じ長さの垂れと手先をリボン結びにして、その結び目にリボンの先をぐるりと回し、それをお太鼓のように、帯締めでヨイショと上げるやり方です。
長い半幅帯だからこそ、できるのですね。
先生のお手本とはちょっと違いますが、なんとか結べました。
本当は、帯の先を揃えるのですが、アレンジして広げています。そのほうが、お尻が隠れるかも。
やはり帯の特徴を考えて結ぶのが大切なのですね。
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一日一句
知らぬ間に 涼しくなりぬ 千日紅
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