2022年4月17日日曜日

地図の専門店へ

私は昔から地図を眺めるのが好きでした。

と言っても、地形や地質構造などの専門知識があるとか、昔の地図から現代の地図を読み取るとか、地理学に詳しい、という高尚な人間ではありません。

もっと下世話に、新聞に入っている不動産物件のチラシの地図や、新しくオープンしたお店の地図、町の案内所にある地図を眺めるのが好きなのです。

旅行先で、観光案内地図の看板を眺めるのも好きです。


(三重県松阪市)


(沖縄県宮古島)

つまり専門知識があって地図を見るのではなく、ミーハー的に地図を眺めている時間が好きな人間です。

最近は、川歩きをするようになり、地図を眺める機会も増してきました。


(東京都新宿区内 神田川)

またインターネットの世界では、電子版の地図も多種類あるということを知りました。 

たとえば、川の橋の名前だけが分かる地図とか、その橋がいつ完成されたかが分かる地図などもあるのです。

とはいえ、昨年、パソコンがダウンしてしまってからは小さなスマホやタブレットでの地図アプリの画面操作は、なかなかやりにくいのです。老眼にはそれほど困ってはいませんが、手指が乾燥してしまっているせいか、うまく動いてくれないことがよくあります。

ということで電子版の地図も役に立ちますが、紙の地図も捨てがたいものがあるのです。


(隅田川向島の案内板)

ところで、日本橋に地図専門の本屋さんがあることを知りました。場所は高島屋のすぐ近くでした。

このお店は以前、テレビでも紹介されていたそうで、評判が良いお店として取り上げられていたようです。

ということで、先日、そのお店「ぶよお堂」に行ってみました。ぶよおビル、というのがあるのです。

ぶよお堂という名前は、明治30年に創業した「武揚堂」から由来しているそうです。 

なかなか立派なビルです。


入り口には江戸時代の日本橋周辺の地図と、戦前の昭和7年の地図がありました。


戦前の地図にも、大丸や高島屋のデパートが書かれていました。

そして地下2階に行くと、そこはすべてが地図ワールドでした。

看板通り「地図の宝島」でした。

子供向けの地図から専門的な地図、江戸時代の赤水や伊能忠敬が作成した地図、世界地図、海図、航空地図、地球儀や各種地図グッズがあり、ワクワクしてしまいました。

とりあえず一番欲しかった白地図を購入。


これは広げると畳一枚くらいの大きさでしょうか。自由に記入できるようになっていました。
東京都の全体が一枚で見渡せるようになっています。
自分が歩いた川を書き込むつもりです。

あとは川関係の地理の書籍と、子供向け地理の本を購入しました。

久しぶりに楽しい買い物をしました。

そしてこの後は、日本橋から中央区役所まで、旧楓川沿いを歩いたのでした。

その話は、またのブログでご紹介します。

ぶよお堂のhpはこちら▼。

さすがにお店の地図は、分かりやすい!

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「一日一句」

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