2022年6月26日日曜日

北沢川緑道を歩く 2(写真追加あり

「北沢川緑道を歩く 1」の続きです。

小田急線の梅ヶ丘駅北口から緑道を歩いて、環状7号線を越えました。

「寺前橋」がありました。

寺前橋のすぐ脇には、大きなお寺がありました。


その目の前には、川のなごりでしょうか、小さな池がありました。

亀が泳いでいましたよ。

そしてこの川が緑道になった歴史などが説明された看板がありました。


この川は昭和初期までは、農業用水として使われていました。
その後、都市化が進み、生活排水が流れてきて、水質が悪化しました。昭和40年代から暗渠化されて、その後、緑道として整備されました。

昔の風景が懐かしいですね。

この緑道は現在は「ふれあいの水辺」として、地域の方の手によって、きれいに保たれています。


家族連れが遊びに来ていました。

ザリガニを採っているのだそうです。

水もきれいでした。さらさらと流れる音が聞こえました。


この近くには詩人の萩原朔太郎が住んでいたそうです。
鉄塔のことを歌った詩があるそうですが、その電線もありました。


鉄塔が見えますね。


そこにあった橋は「鶴ケ丘橋」です。後ろに見える坂はかなり急な坂でした。


この近くには文学者が多く住んでいたそうです。
こちらの「文学の小路」は誰だったかしら?
戦前から横光利一、三好達治など多くの文学者が住んでいたそうです。


このあたりの家は、緑道を橋で渡って、おうちに入るようになっていました。


橋が続きます。
「桜橋」


次の橋まで何メートルと明記してあるので、歩くのも楽ですね。
「鎌倉橋」


こちらは川の名前が書いてありました。


私のお気に入りの橋、「二子橋」です。
丸いカーブが可愛い。


二子橋から眺めた風景。
紫陽花が彩りを添えていました。


お次は「橋場橋」

近くには小学校がありました。


「代沢橋」


「中下橋」


実はこのあたりのバーで、着物のイベントがあるというので、そこに行くのがこの日の目的でした。安野モヨコさんというイラストレーターの着物を展示してあるというのです。
あちこち歩き回り、ようやく見つけましたが、お店は閉まっていました。


恐る恐る扉を開いてみましたが、中は真っ暗。せっかく歩いて来たので残念でした。

展示のポスターだけ写してきました。


この頃になると、ものすごく暑くなり、歩くのも嫌になりましたが、最寄りの駅はありません。
仕方なく下北沢まで歩いて、そこでかき氷を食べようと思いました。
和食器やさんでかき氷を出しているというのですが、これもどうしても見つけることができませんでした。

下北沢の町は若者で大賑わい。そこを歩くのも疲れました。

仕方なく下北沢の駅から電車で戻りました。


家の近くのコンビニで、白くまくんを買って帰ることにしました。


フルーツがいっぱい。


私の川歩き、橋巡りは、毎回、ほぼ満足の行く結果になっています。ところが付属のデザート探しはめったに満足が行きません。
今度こそ、どこかの川のそばで、美味しいかき氷を食べたいものです。

今回歩いたところは、北沢川の一部に過ぎません。ほかのところもだいぶ前に歩いたことはありますが、また挑戦してみたいと思います。

この日に通過した橋は16でした。



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「一日一句」

世田谷の かつての川に 残る橋


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